小牧市指定有形民俗文化財 秋葉祭の山車

更新日:2017年08月31日

江戸時代に製作され、現在まで続く秋葉祭の主役として活躍する4両の山車は、小牧市指定有形民俗文化財に指定されています。

各町内の山車

普段は、神明社境内の山車庫に保存され見ることができませんが、8月の秋葉祭、10月の市民まつりでその姿を見ることができます。

江戸時代の小牧宿の時代から続く祭礼ですが、昭和34年の伊勢湾台風で山車倉が倒壊し、昭和51年まで一時中断しました。

住民の熱意で、昭和52年に現在の山車倉を建設し、山車祭りを復活しました。

山車は、応急修理をして復活させたのですが、痛みが進行していたため、平成3年度、平成4年度に小牧市からの補助を受けて、解体修理して美しい姿を蘇らせました

小牧神明社

永禄6年(1563年)に織田信長が清須から小牧山へ居城を移した際、清須にあった御園神明を守護神としてこの地に分祀し、駒来神社と名付けたのが始まりという。氏子は旧大字小牧の住民で組織されている。小牧祭、秋葉祭の舞台となる。

秋葉祭

神明社境内の写真

神明社境内(平成14年8月18日)

神明社の境内社の一つである秋葉社の秋葉祭は、江戸時代から続く歴史のある祭礼で、四両の山車と木偶(でく・からくり人形)のからくり奉納で名高い。 この祭の起こりは、はっきりしないが、秋葉社が火伏せの神の秋葉三尺坊であるので、宿を火災から守ることを祈願した祭だと考えられる。

山車は、天明年間(1781年から1789年)に、中町在住の成田屋又七が発起して山車一両(唐子車)を奉納したのが始まりだと伝えられる。その後、山車は四両(唐子車・聖王車・湯取車・西王母車)となり現在に至っている。また、四両の山車は全て名古屋型と呼ばれる山車で高さ約5メートル、幅約2メートル、長さ約3メートルの大きさである。

祭は、かつては旧暦7月26日の曳き始めに始まり、27日の試楽(小牧ではなまってシンガクと言う。)、28日の本祭と3日間にわたり昼夜を通じて行われた。現在は、8月20日前後の土・日曜日に実施されるようになった。

試楽(宵祭)の日程(土曜日)

午後4時

各町内で山車を宵幕(白色・紺色を基調としている)と130から140ほどの提灯で飾り準備が始まる。

午後6時

山車の曳き回し開始、唐子車・西王母車はコザワヤ付近まで南下し、聖王車・湯取車は牧野屋まで北上する。(平成14年は午後7時各町内を出発、ラピオへ直接集合でした)

秋葉祭の写真1
秋葉祭の写真2

午後8時頃

ラピオ南道路に四両の山車が集結する。

秋葉祭の写真3
秋葉祭の写真4

午後8時半頃

4両の山車が唐子車・聖王車・湯取車・西王母車の順に「どんてん」(山車の前輪を担ぎ上げ山車を回転させる)と呼ばれる妙技を披露する。祭で一番のクライマックスです。見物客から拍手や声援が送られます。

秋葉祭の写真5
秋葉祭の写真6

後10時

各町内に山車が戻り宵祭は終了する。(平成14年は午後9時頃終了でした。)

本祭の日程(日曜日)

午前9時

山車は昼幕(赤色を基調に金糸等で等で刺繍がある)で飾り、からくり人形を置く。

午前10時

各山車は町内を曳き回し、町内各所にある屋根神様の前で人形によるからくりを奉納する。

秋葉祭の写真7
秋葉祭の写真8

正午

各山車(唐子車・聖王車・湯取車・西王母車の順)は、神明社境内に曳き入れられ、秋葉社の前に四両が揃えられる。

秋葉祭の写真9
秋葉祭の写真10

午後2時

秋葉社内に各町内の祭礼係や来賓が入り神事を行う。この神事の間にも山車からくりを唐子車・聖王車・湯取車・西王母車の順に行う。最後に、4両同時の奉納がされる。神事が終わると唐子車から順に「どんてん」行われ、山車を郷倉に納め祭は終了する。

秋葉祭11
秋葉祭の写真12
秋葉祭の写真13
秋葉祭の写真14

(注意)掲載している内容・写真は全て平成14年の秋葉祭りです。

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