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ゴールデンウィークを迎えるにあたっての市長メッセージ(令和3年4月28日更新)

更新日:2021年04月28日

まもなくゴールデンウィークを迎えます。通常であれば、多くの方が、帰省や観光などでお出かけになる時期です。
これまで外出自粛や学校の臨時休業、イベントの休止などによって、多くの皆さまがストレスを抱え過ごしている中で、この大型連休を心から楽しみにしていらっしゃったことと思います。
しかし、感染拡大が止まらない状況となっている東京や大阪など4都府県では、25日から3度目となる緊急事態宣言が発出され、重症化する人数の増加や、病床不足などが深刻な懸念となっています。
愛知県でも、20日から「まん延防止等重点措置」の措置区域に指定され、飲食店等の営業時間の短縮等の要請が出されるなど、さらなる感染対策の徹底が求められています。
本市においても、このところ連日のように感染者が確認されています。
特に若い世代の感染者が増えているほか、感染経路が不明なケースもあることに危機感を持っています。

○「基本的な感染対策」
感染拡大をなんとしてでも防止するため、あらためてとなりますが、市民の皆さまには、「3密の回避」「マスクの着用」など、基本的な感染対策に加え、感染力が強い変異株の感染防止を徹底するため、手指消毒をこまめに行っていただくなど、今まで以上に感染対策に取り組んでいただくようお願いします。

○「会食」
特に注意が必要なのは「会食」です。
会食時は、どうしてもマスクを外して飲食や会話を行うため、飛沫による高い感染リスクがあります。
従いまして、市民の皆さまには、同居の家族以外との会食については慎重に対応していただきたいと思います。特に5人以上の大人数での会食は控えてください。

○「帰省」
また、故郷への帰省は、離れて暮らす家族や親戚と会食するなどリスクの高い行為を伴うため、今年のゴールデンウィークにおいては出来るだけ自粛していただければ幸いです。

○「感染拡大地域への移動やイベント参加」
加えて、感染が拡大している都市域への移動に際しては、自覚を持って適切な行動をお願いします。
さらに、各地でのイベント参加の際には、これまで以上に感染防止対策を徹底するとともに、会場についても、万全な感染対策が講じられているかどうか、しっかりと確認したうえで参加してください。

○「ワクチン接種」
このような中、小牧市においては、昨日(27日)から85歳以上の高齢者と施設に入所している高齢者の方から、ワクチン接種を始めました。
ワクチンは、発症や重症化の予防につながり、感染防止の切り札と言われています。
まだ、国からのワクチン供給量は少ない状況ですが、小牧市では医師会等の協力のもと7月末までを目標に、希望するすべての高齢者に接種できるよう最善を尽くしてまいります。

○市民の皆さまへ
市も引き続き、国や県などの関係機関と連携し、感染拡大の防止に全力で取り組んでまいります。
皆さまには、ご不便をおかけいたしますが、一人ひとりがご自分、そしてご家族を守るための対策を実行し、小牧市一丸となってこの災禍を乗り越えるために、共に備え、共に頑張りましょう。

令和3年4月28日
小牧市長 山下 史守朗