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【新年を迎えて】(令和3年1月5日更新)

更新日:2021年01月05日

新年あけましておめでとうございます。

皆様におかれましては、令和3年の新春をお健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。

さて、令和2年を振り返ってみますと、昭和30年の市制施行から数えて65周年に当たる記念すべき年であるとともに、小牧市まちづくり推進計画の本格的運用がスタートした年でありました。しかし「新型コロナウイルス感染症」の世界的な流行により、本市におきましても、各種事業の実施に多大な影響を受けることとなりました。

とりわけ、「小牧市民まつり」「こまき令和夏まつり」、「こまき信長夢夜会」、などの大規模な交流イベントや、「小牧シティマラソン」、「小牧市民駅伝競走大会」などのスポーツ行事についても誠に残念ながら中止となりました。

一方で、本市では、2月に「小牧市新型コロナウイルス感染症対策本部」を設置し、市民の安全を守る感染症対策に全力を注ぐとともに、「水道料金基本料金の6か月間の免除」、 「後期高齢者への協力金」や 「高校生以下の子ども達への図書カードの配布」、「ひとり親家庭等への給付金の支給」等、市民生活への様々な支援を行ってまいりました。

加えて、新型コロナウイルス感染症の流行長期化に対応し、『感染症対策』と『社会経済活動』との両立を図るべく、「こまきプレミアム商品券」、「こまき応援食事券」などの経済対策を実施するとともに、『新しい生活様式』に配慮した「小中学校のICT教育環境の整備」、「ネットを活用した会議やイベントの実施」等についても推進してまいりました。

また、小牧市まちづくり推進計画第一次基本計画に掲げる3つの都市ヴィジョンを念頭に、都市ヴィション1『こども夢・チャレンジNo.1都市』の実現に向けて、さまざまな「遊び」や「体験」を通じて、楽しみながら「学び」をみつけることができる中央児童館「こまきこども未来館」の整備や、都市ヴィジョン2『健康・支え合い循環都市』の実現に向けて、市民活動・ボランティア活動の拠点、生涯学習の窓口となる「こまき市民交流テラス(ワクティブこまき)」の整備など、将来の小牧市を形作る取組みについても計画的に進めてまいりました。

そのほか、各種施策を通じ、市民福祉の増進に向けて着実に市政を進めてまいりましたが、今後も市民の皆様が安心して生活できるよう、新型コロナウイルス感染症対策をはじめ本市を取り巻く様々な課題に対し、迅速かつ柔軟に取り組んでいきます。

明けて本年は、「小牧市中央図書館」のオープンをはじめ、市の顔である小牧駅前の機能充実や東部振興構想の策定など、都市ヴィジョン3『魅力・活力創造都市』の実現に向けて、さらに力強く推進していく所存です。

新型コロナウイルス感染症対策については、国のワクチン計画に基づき、2月下旬に医療従事者、3月下旬に高齢者へのワクチン接種を開始できるよう、本市においても準備を進めてまいります。

医療従事者の献身的な努力をはじめ、多くの皆様のご尽力と、すべての皆様のご協力のもとで、新型コロナウイルス感染症が早期に終息し、市民の皆様が以前のような穏やかな日常を取り戻せることを願ってやみません。

そして、本年も、安全・安心で魅力と活力あふれる小牧市を創造し、子や孫の世代へと引き継いでいけるよう、引き続き全力で市政を進めていく所存でありますので、変わらぬご理解とご協力を心からお願い申し上げます。

結びにあたり、すべての市民の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。

令和3年1月4日 小牧市長 山下 史守朗