無縫塔
更新日:2017年08月31日
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小牧市指定有形文化財(平成3年3月30日指定)
所在地:小牧市大字三ツ渕29 正眼寺


無縫塔は、鎌倉時代に禅宗によって移入され、禅宗の高僧の墓塔として発達した。
正眼寺墓地には歴代住職の墓碑が並び、その中央正面にある正眼寺三世天先和尚の墓碑である。
格狭間に「正眼三世 天先和尚 長禄二年八月四日」(長禄2年は1458年)の陰刻がある。
この種の銘では市内最古の部類に属する。
現在は厨子の中に納められ、実見することはできません。
なお、正眼寺は応永元年(1393年)に中島郡下津村(現一宮市丹陽町)に建てられたものが、元禄2年(1689年)に現在地へ移転したため、この無縫塔も移設されたものである。
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