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友好都市:グラント郡(アメリカ)との交流

更新日:2023年08月25日

令和元年、『友好の覚書』を締結し友好都市になりました!

締結式の様子令和元年12月18日、山下市長とシンディ・カーターグラント郡長官が署名し、小牧市と米国グラント郡との『友好の覚書』が締結されました。レセプションではこの締結をきっかけに、経済、文化、教育における交流へ広くつなげていくため、国会議員、県議会議員、市議会議員をはじめ、商工会議所、企業や農業関係者、区長、校長、そして、愛知県空港長や三菱航空機様など多くの方々にご出席いただきました。

 

≪友好関係のきっかけ≫
平成28年、県営名古屋空港とグラントカウンティ空港が『姉妹空港提携』、そして愛知県と、グラント郡が属しているワシントン州とで『友好の覚書』を締結したご縁から、愛知県による紹介のもと、小牧市とグラント郡との『友好の覚書』を結ぶこととなりました。

小牧市では、海外進出している企業や外国人市民が多く、また、学校でもグローバルな人材育成が求められる中、子どもたちや市内企業等の未来への発展に向け、新たな海外交流を望んでいました。今後グラント郡と小牧市は、経済・教育・文化・人材育成など様々な分野において交流し、よいパートナーとして絆を強いものとしていくこととなりました。

 

記念レセプション

左から中川教育長、伊木副市長、ブライス・ハンフリーズビッグベンドコミュニティカレッジ副学長、サラ・リチャーズ海外学生交流リエゾン、リチャード・ハノーバーモーゼスレイク空港公社ビジネス開発ディレクター、デイビッド・ケント・ジョーンズモーゼスレイク空港公社長官、山下市長、シンディ・カーターグラント郡長官、リック・カーターグラント郡長官夫君、舟橋市議会議長、稲垣副議長、江口副市長

グラント郡について

 

グラント郡の位置≪グラント郡の概要≫
人口:95,360人
面積:7,228.7平方キロメートル
(参考)愛知県 5,172.9平方キロメートル
小牧市 62.81平方キロメートル

アメリカ合衆国ワシントン州のシアトルから東に約280キロメートルに位置し、郡庁グラント郡の所在地はEphrata(エフラタ)。人口最大の都市はモーゼスレイク市(人口約2万人)である。

郡名は、1909年にダグラス郡から分離する際に、第18代アメリカ合衆国大統領ユリシーズ・グラントに因んで名付けられた。

グラント郡には14の湖と13の市町、コロンビア川があり、灌漑前の様子が垣間見られる砂丘や白亜紀の地層が露出した荒野がある。

≪日本との関係≫
1967年 日本航空がグラント郡国際空港をボーイング747のパイロット訓練の場として訓練場を開設
1974年 テレビドラマ『白い滑走路』の舞台となった
2016年 三菱航空機がスペースジェット(旧MRJ)の試験飛行を開始
平成28年(2016年)に県営名古屋空港はグラント郡国際空港と『姉妹空港提携』を締結。同平成28年(2016年)に愛知県とグラント郡が属しているワシントン州は『友好交流及び相互協力に関する覚書』を締結した。

≪歴史≫
19世紀半ばに初めて白人開拓者が移住し始め、主に家畜を育てた。その後、この地域に鉄道が敷かれて、新しい開拓者が移住し、経済は牧場経営から乾燥農業に代わり始めた。乾燥農業の開始と共に、この地域には主要な鉄道が3本通ったことに加え、この地域を流れるコロンビア川の船舶を活用し、農産物を容易に運び出すことができたため、町は繁栄を始めた。

更にこの地域の様相を根本的に変えることになったのは、エフラタ出身の事業家集団が始めたコロンビア盆地再生プロジェクトで、その中で最も要因となったのは、グランドクーリーダムによりコロンビア川を堰き止めたことであった。

≪気候≫
[夏]気象:暑く、ほぼ晴れ。気温:(最高) 27℃~33℃ (最低) 10℃~16℃
[冬]気象:凍えそうに寒く、一部曇り。気温:(最高) マイナス1℃~4℃ (最低) マイナス7℃~マイナス1℃
※年間を通じて乾燥状態である。

≪特徴≫
コロンビア川の水力発電により電力が米国で3番目に安い年間1018ワットのクリーンエネルギーを生産している。カスケート山脈の東側に位置し、年間日照日数は約300日。

自然災害は少なく、土地が安く、全米でも上位の安定した高速情報回線が設置されている。

農業ではジャガイモの生産、加工が非常に盛んで、ほかには玉ねぎ、小麦なども生産量が多く食品加工業を行う企業は28社存在する。また、三菱航空機に代表される航空宇宙産業、製造業、化学処理産業も発達している。

グラント郡庁舎

ワナパムダム

グラント郡のワナパムダム

 

 

中学生交流について

小牧市の生徒がグラント郡を訪問する中学生派遣事業を隔年で行っています。また、両地域の中学生がオンラインで交流するリモート交流事業を毎年実施しています。

 

派遣事業では、4月下旬から5月上旬のゴールデンウィーク期間に、公募で集まった小牧市内の中学生がグラント郡を訪れます。小牧市の生徒1名とグラント郡の生徒1名でペアを組むバディ制度を取り入れており、派遣期間中、バディの家庭でホームステイを体験します。バディが在籍する中学校で一緒に授業を受けるなど、生徒たちはお互いに理解を深め、友情を育みます。

 

リモート交流事業では、小牧市の中学生とグラント郡の中学生がオンラインで交流を行います。年3回、各回1時間程度の交流を行い、学校や趣味、お互いの文化などについて話します。

 

これまでの交流について詳細は下記内部リンクよりご覧ください。

視察について

≪視察のためグラント郡を訪問しました≫
視察実施 令和元年 5月12日~17日

○主な内容
現地関係者および学校関係者との調整のほか、交通、環境、治安などの現地調査と、児童・生徒や農商工業などの交流について意見交換を行いました。

【視察先】
グラント郡関係機関、モーゼスレイク港公社、チーフモーゼス中学校、コロンビアベイジンテクニカルスキルセンター、ビッグベントコミュニティ大学、消防署、  三菱航空機、グラント郡経済開発委員会など

グラント郡視察報告2019(PDF:1.7MB)

 

≪グラント郡訪問団が小牧中学校を視察しました≫
令和元年12月17日、18日に、友好の覚書締結式のために来日したシンディ・カーター長官をはじめとするグラント郡からの訪問団が小牧市内の視察を行いました。

小牧商工会議所、メナード美術館、市内企業などを視察し、小牧中学校で生徒との会話や英語での質問を通じて直接生徒と触れ合ったカーター長官は『子どもたちは宝物だから小牧の生徒と触れ合えて本当にうれしい』と終始笑顔でした。

●日程(抜粋)
12月17日(火曜日)小牧中学校での様子

メナード美術館視察
商工会議所表敬訪問
小牧市内企業視察

12月18日(水曜日)

小牧中学校視察
友好の覚書締結式
記念レセプション
愛知県知事訪問

 

≪グラント郡との友好の覚書締結についての展示をおこないました≫
令和元年12月17日、18日に、友好の覚書締結式を行いました。その際のサイン入り締結書や、グラント郡視察時やグラント郡訪問団が来日した際に、グラント郡から小牧市に贈られた記念品などを市役所本庁舎に展示しました。

●展示場所 小牧市役所 本庁舎1階 エスカレーター横 展示スペース

●展示期間 令和2年 1月14日~1月30日

 

展示

 

記念事業について

《令和5年度 親善訪問事業》

日程  令和5年7月10日~15日

○主な内容
小牧市訪問団がグラント郡庁舎及びグラント郡国際空港、在シアトル日本領事館などを訪問し、両地域の相互理解と友好の促進を図りました。

グラント郡庁舎

米国親善訪問報告2023(PDFファイル:2.5MB)

この記事に関するお問い合わせ先

地域活性化営業部 シティプロモーション課 都市交流係
小牧市役所 本庁舎3階
電話番号:0568-39-6528 ファクス番号:0568-75-8283

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