廃食用油せっけん作り|エコハウス・小牧
更新日:2021年06月21日
ページID: 23717
プラザハウスでは石鹸製造機を使い、廃食用油をリサイクルした粉せっけん作りを体験・見学できます。
体験・見学共に、小牧市女性の会の皆さんによる指導で行っております。
粉せっけんについて
粉せっけんは、界面活性剤など海を汚す成分が入っておらず、環境にやさしいものです。
泡切れがよく、油等の頑固な汚れがよく落ちるとご評判いただいております。
こんな用途におすすめします。
-
- 流し台やレンジまわり
- 粉のままふりかけて
-
- 運動ぐつ、作業服の油汚れ等
- つけ置き洗い
ご注意
皮膚の弱い方には手荒れの原因になる恐れがありますので、手袋を着用の上ご使用ください。
体験
-
- 対象
- 小牧市内に在住・在勤で4名以上の団体、グループ
-
- 時間
- 午前9時から午後2時まで(昼休憩含め約5時間)
準備の都合上、10分前までには集合願います。 - 雨天中止。中止の際は、午前8時30分頃にプラザハウスからご連絡差し上げます。
-
- 持ち物
- 廃食用油(植物性の天ぷら油)20リットル
昼食(コンビニ等はありません)
マスク・ビニール手袋・長袖シャツ・帽子・エプロン
持ち帰り用に、袋又は衣装ケースなどの容器(約30キログラムの粉せっけんができます)
屋外で行いますので、防寒・暑さ対策をお願いします。
-
- 問合せ及び申込み先:プラザハウス
- 指導してくださる小牧市女性の会さんとの日程合わせがございます。
日程を第3希望まで組んでから、体験希望日の20日前までにお申し込みください。
実演見学
日時:原則毎月第3日曜日午前9時から午後2時まで(雨天中止)
実演でできた粉せっけんは、3か月熟成させたのちに来館者に無料で配布しています。
1世帯1本でお願いいたします。
廃食用油せっけんの作り方
- 材料
-
- 廃食用油20リットル
※植物性油のみ。ラード等の動物性油は適しません。 - ソーダ灰10キログラム
- 苛性ソーダ3.8キログラム
- 水15リットル
- 廃食用油20リットル
- 廃食用油以外の材料は、プラザハウスでご用意します。
- 事前準備
-
- 廃食用油をこしておくこと。
- 苛性ソーダを水に溶かして、3種類の濃度の苛性ソーダ水を作っておくこと。
- 作り方
-
- こしておいた廃食用油を火にかけて温める。
- 温まった廃食用油に苛性ソーダ水を少しずつ、様子を見ながら全部入れる。
- そのまま火にかけ続け、水分を飛ばす。
- 火を止めてソーダ灰を入れ、かき混ぜながら乾燥させる。
- 粉砕機にかけて粉々にする。これを2回繰り返す。
- 日に一度はかき混ぜて固まらないようにしながら、3か月ほど熟成させる。
- 完成!
- どうして動物性の油はダメなの?
- 常温でも固まってしまったり、折角のせっけんなのに臭いが出てしまったりするからです。
- どうして3か月も熟成させるの?
-
できてすぐは、アルカリ性(pH)が高くて手荒れの原因になります。
天日干しなどをして、空気中の二酸化炭素と混ざり合うことでアルカリ性が下がり、使いやすくなります。
ただし、手荒れのおそれがあるので、ご使用の際は手袋などを着用してください。
【廃食用油とは】 てんぷら油など調理食用油の使用後の油(植物性食用油)
廃食用油によるバイオディーゼル燃料(BDF)は排気ガス中にSOxが発生せず、CO2や黒煙も軽油より少ないことに加え、植物起源の原料(=バイオマス)であることから、カーボンニュートラルとみなし、地球温暖化対策としても注目されている。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
市民生活部 リサイクルプラザ プラザハウス
〒485-0802 小牧市大草5786番地83
電話番号:0568-78-5016 ファクス番号:0568-78-5061