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市民まちづくり研究会 意見交換会

更新日:2018年10月24日

市民まちづくり研究会

市民まちづくり研究会では、平成19年度に約半年間かけて、市民31名と職員9人の計40名で今後のまちづくりについて検討し、「まちづくり提案書」をまとめました。

現在、第6次総合計画は総合計画審議会で審議されていますが、市民まちづくり研究会メンバーに、この提案書がどう総合計画の案に生かされたのかを報告するとともに、さる5月に実施された「こどもまちづくり研究会」での提案内容を説明し、意見交換を行いました。

開催概要

市民まちづくり研究会

開催日時:平成20年7月2日(水曜日)午後7時から午後9時

場所:小牧市役所 大会議室

次第:

1.開会

2.総合計画案について

・基本構想案の概要説明

・基本計画の戦略計画案の概要説明

・まちづくり研究会提案事業に対する取組方向の説明

3.こどもまちづくり研究会について

・こどもまちづくり研究会の検討結果を説明

4.意見交換

5.まちづくりシンポジウムについて

6.閉会

出席者:市民まちづくり研究会メンバー16人

当日の意見内容

  • 公共交通について検討してきたが、その後、ガソリン価格が急激に上がり変化している。こうした状況の変化に対応して公共交通や自転車道の整備に踏み込んでほしい。公共交通を使わなければいけない子どもたちに対しての状況づくりについても、時代の急激な変化に対応して調整していただきたい。
  • 市としてボランティアの育成をしっかりやっていかないと、地域の活性化は図れない。3あい事業もあるが、市が方針を示し戦略的にやっていかないと、地域は何をやっていいのかわからない。地域にまかせますでは困る。
  • 今はネット社会である。ネット社会に対応した取り組みがないので、もう少し考えてほしい。
  • 農業については農地保全だけでなく推進をしてほしい。世界情勢の中で食糧危機になっており、日本政府が減反政策をとっても小牧は緑の多いまちづくりを進める中で農業を推進し活性化することを打ち出してほしい。
  • 農業公園は遊ぶだけの場でなく、農業を推進する場、人を育てる場ということも強調してほしい。地産池消の観点で、地元の人、団塊の世代など高齢者を活用してやっていければ良い。
  • 食料に対しては非常事態であり、小牧でも良い田がつぶされている。田を活かす施策をもう少し盛り込んでほしい。
  • 地産池消では、地域の作物を給食に使ってほしい。子どもの食育にもなる。
  • 名古屋市の土日エコ切符は利用率が高い。小牧ではバスがあって施設も点在している。土日に子ども達にもっと使ってもらうために、プール利用の特典を付けることなどをすれば良いのではないか。
  • 親が子どもを駅まで送っているが、バスが隣を走っているのに矛盾を感じる。定期券を発行し通学通勤にも使えるようにしてほしい。
  • バス運転手へ文句を言っている人もおり、バス利用のモラルを高めることも必要である。地域でコミュニティバスの利用の仕方をもっと広げていく取り組みも必要である。
  • ピーチライナーに関する言及がほとんどない。もっと記述があっても良いのではないか。
  • 各地区によって課題がばらばらである。場所によっては、公共交通対策であったり、外国人市民への対策が重点であったりする。地域ごとの課題が多いことを書いてほしい。
  • 子どもまちづくり研究会はいろいろな提案が出ており大変おもしろい。シンポジウムにあたって、自分たちが家庭や学校でできることを実行しなさいと、子ども達に言ってほしい。
  • まちづくりでは地域ビジョンをつくることが大切である。地域力がなくなっているので、ビジョンにみんなの心、地域の心を合わせていくことをしないといけない。自らつくったビジョンは自分のものだから実行する。
  • 計画書の表現で「~検討していく」とあるが、10年かけて検討だけでなく「~進めていく」という表現にしてほしい。
  • パブリックコメントなどでもそうだが、意見を聞くだけのことが多い。意見を聞いたら話し合いをしていかないといけないのではないか。
  • 一番重要なことは目指すべき都市の姿であり、「人と緑 かがやく創造のまち」はすばらしいが、現場のレベルでは空転している。人間の命が一番大事であり、理念の「暮らしを守る」は「人間の命と暮らしを守る」にできないか。予算の使い道の優先順位についても、人間の命を守ることを重点に考えてほしい。
  • 土地利用のイメージ図にある田園環境地域において4万m2の物流施設の立地に関する説明会があった。市は、人間の命を守る観点から毅然と対応してほしい。
  • 人間の命を軸にして総点検した上で、わかりやすい言葉で単純明快化した計画にしてほしい。
  • 土地利用図は、境界線がわかるように背景に地図を入れてつくってほしい。
  • 小牧市が地球温暖化対策にどう取り組むのかがわからない。アイドリングストップの指導を徹底するなど、具体的にやることを示してほしい。
  • 中学生の嫌いなところにごみが多く、汚いことがあげられているが、川にごみ捨てが多い。ごみ箱を設置してほしいという中学生の提案は素直な意見である。ごみ箱設置は逆行することかもしれないが、美しいまちにするために見直しも必要である。
  • 市の行政バスがあり公共的な利用では使えることになっているが、老人クラブの活動では個人的なことで使えないと言われた。バスが少ないのであれば台数を増やして、地域活動のために要望があれば利用できるようにしてほしい。
  • 5次と6次の比較をしてみたが、目標達成の基準や中間チェックを入れること、5年で計画を見直すこと、まちづくり研究会などの行事も5次ではなかったことである。中間チェックのときにも市民参加で多くの市民の意見が反映できるようになっていることも6次の新しいことである。
  • まちづくり研究会の提案と6次の総合計画をリンクさせて資料をつくっていただけたことに感謝している。同時にまちづくり研究会で的を射た提案ができたと理解している。
  • 5次と6次で共通して「人と緑 かがやく創造のまち」は同じだが、人の内容が変わっている。外国人の問題もこれから大きくなっていくであろうという段階だが、こうしたことも含まれており、同じ言葉でも意味合いが大きく違っていると考える。
  • まちづくり研究会から3人が審議会に参加している。まちづくり研究会以降に社会情勢が変化したこと、ピーチライナーの問題など、今日の意見も反映できるように努力したい。
  • 将来像のタイトルが同じであることについて、「人と緑」は大切であるが、「創造」ではなく共に考える「共創」にするなどタイトルをひとひねりしたらどうか。
  • 子育てについて親の部分が欠けている。モンスターぺアレンツという言葉も出ているが、若い親への取り組みも必要である。
  • 新庁舎は小牧市の顔であり、災害に強いまち、環境にやさしいまちの観点から、免震技術や新エネルギーを取り入れてほしい。
  • まだ意見を持っている人がたくさんいるので、文書でも意見を出せるようにしたらどうか。
  • 大字など町制の見直し、改革について検討していただけないか。
  • 農業の活性化や農業の見直しについて、農協と意見交換し協力して今後どうしていくかを考えてほしい。
  • 学校給食でもパン食を米食に切り替えたらどうか。
この記事に関するお問い合わせ先

市長公室 秘書政策課 市政戦略係
小牧市役所 本庁舎5階
電話番号:0568-76-1105 ファクス番号:0568-71-3138

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