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熱中症予防について~熱中症警戒アラートを活用しましょう~

更新日:2024年04月25日

十分に暑さに慣れていない時期は、熱中症の発生リスクが高くなります。本格的な夏を迎える前から、熱中症の予防を心がけましょう。

 

また、「熱中症警戒アラート」などは、熱中症の危険が極めて高くなると予想される日の当日または前日に、危険な暑さへの注意を呼びかけ、熱中症予防行動をとるように促すための情報です。これらの情報を活用しましょう。

 

 

「熱中症特別警戒アラート」及び「熱中症警戒アラート」をLINEやメールで確認できます。

従前から運用してきた「熱中症警戒アラート」に加え、気温が特に著しく高くなり、熱中症により健康に対する重大な被害が生じるおそれのある場合、新たに「熱中症特別警戒アラート」を運用します。

「熱中症特別警戒アラート」及び「熱中症警戒アラート」は、環境省のLINE公式アカウントや環境省からのメール配信で確認することができ、無料でご利用いただけます。熱中症警戒アラートなどに関する情報をリアルタイムで入手できますので、ぜひご登録ください。

 

 

熱中症とは

「熱中症」は高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。夏の暑い日射しの下で激しい運動や作業をする時だけでなく、体が暑さに慣れていない梅雨明けの時期にも起こります。また、屋外だけでなく、高温多湿の室内で過ごしている時にもみられます。

また、熱中症の死亡者数を年齢別で見ると65歳以上の高齢者はおよそ9割を占めています。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障がいのある方は熱中症になりやすい為、本人だけでなく、周りの人も注意が必要です。

熱中症の症状

1度:めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉のこむら返り、気分が悪い

2度:頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感(体がだるい)、虚脱感(力が入らない)、いつもと様子が違う

3度(重症):返事がおかしい、意識消失、けいれん、からだが熱い(高体温)

熱中症かなと思ったら

熱中症は、自分で気づきにくいため、周りの人が声をかけてあげましょう。

・風通しの良い涼しい場所、またはエアコンが効いている部屋へ移動します。

・熱中症の冷却は、首周りや脇の下、足の付け根などを冷たいタオルや保冷剤などで冷やし、それ以外の部分は、ぬれたタオルで体の表面を拭いて扇風機等で風を送ります。冷たい水を皮膚にかけて風を送ると、毛細血管が収縮して血流が減少するため、体温が下がりにくくなり逆効果です。注意してください。

・水分が飲めるようであれば、水や経口補水液を飲みましょう。

・自分の力で水分を飲めない場合や、意識障害が見られる場合は、すぐに病院へ搬送しましょう。

熱中症を防ぐポイント

  • 室内でも外出時でも、のどの渇きを感じなくてもこまめに水分、塩分を補給をする(1時間ごとにコップ1杯程度、1日あたり1.2Lを目安に)

※疾患があられる方は、水分や塩分の摂取量はかかりつけ医の指示に従いましょう

  • 暑さを避ける(熱中症警戒アラートなどが出た日は外出を避けるなど、予防行動をとる)

室内では

  • エアコンで温度・湿度を調節
  • 遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用
  • 室温・湿度をこまめに確認

外出時には

  • 日傘や帽子の着用
  • 日陰の利用、こまめな休憩
  • 天気のよい日・熱中症警戒アラートなどが出た日は、日中の外出をできるだけ控える

からだの蓄熱を避けるために

  • 通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する
  • 保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす

暑さに備えた体づくり

  • その日の体調が大きく影響します。睡眠不足、過度な飲酒、食事を抜くなどは熱中症を引き起こしやすくします。普段から体調を整えましょう。
  • 日頃から運動して汗をかく習慣を身につけておくと、熱中症にもなりにくくなります。

令和6年度から気候変動適応法が改正されました

熱中症による死亡者数の増加傾向が続いており、熱中症予防について十分に普及させる必要性があることや、今後地球温暖化が進めば、極端な高温の発生リスクも増加すると見込まれることから、より積極的な熱中症対策を進める必要があるとされ、気候変動適応法が改正されました。

 

詳細は、下記URLよりご覧ください。

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この記事に関するお問い合わせ先

健康生きがい支え合い推進部 保健センター
電話番号:0568-75-6471 ファクス番号:0568-75-8545

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