フードロス開発商品PRプロジェクト
更新日:2024年12月19日
プロジェクトへの想い
東部地域には様々な業種の事業所が存在しているものの、連携ができていない。そんな状況が「もったいない」。もっとつながることで、より良い活動ができるのではないかという想いから、産学官福連携 商品開発プロジェクトが昨年度(令和5年度)生まれました。
連携事業者のひとつである小牧ワイナリーでは、ワイン製造の際、多くのワインパミス(搾りカス)が発生しているが、うまく活用がなされていない現状がある。そのワインパミスを活用した商品開発を軸に、当プロジェクトは活動がされています。
今年度は、開発した商品をPRして多くの方にワインパミスを活用した商品を知っていただく『開発商品PRプロジェクト』として活動内容が次のステップに進んでいます。
プロジェクトメンバー
産:パンベル(地元のパン屋さん)
学:名古屋経済大学
官:小牧市
福:社会福祉法人 AJU自立の家 小牧ワイナリー
昨年度の活動内容
小牧ワイナリーのワイン醸造の際に発生するワインパミスを使って、地元のパン屋パンベルがワインパミス入りのハードパンを開発、名古屋経済大学の管理栄養学科の学生が開発されたパンに合うレシピを考案し、小牧ワイナリーのカフェにて販売するといった取組を実施しました。
新たなプロジェクトの流れ
1.小牧ワイナリーからワインパミスをパンベルに提供
2.パンベルがワインパミスを使用したパン(商品)を開発し、そのパンを使ってパンベルのランチに販売するメニューを考案
3.名古屋経済大学の学生がワインパミスができる過程を小牧ワイナリーで見学
4.名古屋経済大学の学生とパンベルが考案メニューに対して意見交換
5.名古屋経済大学の学生が開発されたメニューのPOPやロゴを作成、宣伝方法を検討
6.パンベルのカフェコーナーにて、学生の宣伝方法を活用して販売

パンベルにて試作品の意見交換会(11/20)


パンベルでは、通常のランチメニューとして、スープとパン、飲み物がセットで提供されていまが、この取組で開発したワインパミス入りのパンを使用したサンドウィッチを使った新たなメニューを考案しています。
考案したメニューに対して、パンとスープの味や見た目、飲み物との相性など学生目線での意見交換を行い、また、パンベルの想いや、メニュー考案の際のこだわりなどをお聞きしました。
今後パンベルは学生の意見を参考にメニューの改善を行います。学生は今回の試食やお聞きしたパンベルの想いをもとに、PRのためのPOPづくりなどを開始します。
販売開始までお楽しみに!!
小牧ワイナリーでの見学会(10/2)


小牧ワイナリーのワイン醸造の際に発生するワインパミスができるまでの過程を実施に小牧ワイナリーへ訪問し、見学をしました。
小牧ワイナリーは、敷地内で栽培されたぶどうでワインをつくっているため、ぶどう畑の様子や、機械がぶどうを搾っているところを見学し、出来立てのワインパミスを手に触れる体験をさせていただきました。
この見学を参考に、学生は開発された商品のPR方法やPOPの内容を検討していただきます。どんなPRになるか今から楽しみです!!
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都市政策部 東部まちづくり推進室
小牧市役所 東庁舎2階
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