フードロス商品開発プロジェクト
更新日:2024年05月08日
プロジェクトへの想い
東部地域には様々な業種の事業所が存在しているものの、連携ができなていない。そんな状況が「もったいない」。もっとつながることで、より良い活動ができるのではないかという想いから、今回の産学官福連携 商品開発プロジェクトが生まれました。
連携事業者のひとつである小牧ワイナリーでは、ワイン製造の際、多くのワインパミス(搾りカス)が発生しているが、うまく活用がなされていない現状がある。そのワインパミスを活用した商品開発を軸に、当プロジェクトは活動がされています。
プロジェクトメンバー
産:パンベル(地元のパン屋さん)
学:名古屋経済大学
官:小牧市
福:社会福祉法人 AJU自立の家 小牧ワイナリー
プロジェクトの流れ
1.小牧ワイナリーからワインパミスをパンベルに提供
2.パンベルがワインパミスを使用したパン(商品)を開発・製造する
3.名古屋経済大学管理栄養学科の学生が開発されたパンを使用したレシピを考案
4.名古屋経済大学管理栄養学科の学生が考案したレシピを、小牧ワイナリーのカフェコーナーで販売

ワインパミスを使用した商品開発
ワインパミスを使用したパンの試作品が3種類出来上がりました。
ひとつは、食パン。こちらはワインパミスから天然酵母を醸造し製造されています。
2つ目は、同じくワインパミスから天然酵母を醸造し製造したハードパン。
3つ目は、2つ目のハードパンにワインパミスを乾燥したものを練り込むとともに、くるみやオートミールなども一緒に練り込んだハードパン。
どれも深みのある味のパンが出来上がりました。

名古屋経済大学 管理栄養学科の学生への説明会(令和5年11月8日)
名古屋経済大学管理栄養学科の学生に当プロジェクトの説明会とワインパミスから製造したパンの試食会を開催しました。
名古屋経済大学 管理栄養学科学生によるフードロス商品に合うレシピの考案&応募レシピの選考会(令和6年2月6日)


ワインパミスから製造したパンを使ったレシピづくりに名古屋経済大学管理栄養学科の学生7名が参加していただきました。秋からレシピ開発に挑戦いただきました。
提出いただいたレシピはチーズやベーコンを組み合わせたものや、フレンチトースト仕立てのものなど、それぞれで工夫がなされていました。
2月6日(火曜日)、名古屋経済大学に当プロジェクトの関係者が集まり、応募レシピを実際に試食し、パンとの相性等をチェックする選考会議が開かれました。レシピを考案した学生にはレシピの特徴をプレゼンテーションしていただきました。
選考の結果、、、
3名の学生のレシピが採用されることとなりました!!
『パンディップ』
『オープンサンド ガーリックサーモン』
『CHEESE×BAKON×HONEY』
トライアル活動実施報告(令和6年2月25日)
2月25日(日曜日)のトライアル活動実施報告会において、今年度の振り返りとして取組の課題の整理と、来年度に向けての取組の検討を行いました。
当日の資料については、下記のデータをご覧ください。
↓
フードロス商品開発プロジェクト実施報告書 (PDFファイル: 9.4MB)
栄・森の地下街北一番街「cuca」での販売会(令和6年3月20日)


3月20日(水曜日)、名古屋市栄・森の地下街北一番街のイベントスペース「cuca」にて、小牧市、小牧ワイナリー、パンベル、名古屋経済大学が集結して、ワインパミス入りのハードパンを販売するとともに、プロジェクトに関してもPRを行いました。
レシピが採用された学生にも参加していただき、レシピの展示、紹介、材料や作り方を記したリーフレットの配布を行いました。
小牧ワイナリー 春の葡萄酒まつり(令和6年5月3日)


小牧ワイナリー主催の「春の葡萄酒まつり」にて、2月6日(日曜日)の選考会にて選ばれた名古屋経済大学管理栄養学科学生3名のレシピのメニューを販売をしました。
当日は、『パンディップ』を50食、『オープンサンド ガーリックサーモン』と『CHEESE×BAKON×HONEY』のセットを50食用意し、レシピを採用された学生が直接販売を行いました。
学生には小牧ワイナリー等から当プロジェクトへの協力に対して、感謝状が贈られました。
葡萄酒まつりにご来場の皆様にお買い求めいただき、早い段階で完売することができました!!
購入いただいた方からは「おいしかった」、「パンだけでも売ってほしい」などのお言葉をいただきました!
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都市政策部 東部まちづくり推進室
小牧市役所 東庁舎2階
電話番号:0568-39-5229 ファクス番号:0568-71-1481