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公共交通を利用しましょう（小牧市公共交通マップはこちら）

更新日：2022年11月22日

公共交通を持続可能なものとするために

本市では、今後、更に人口減少、高齢化が進むと予想されており、まちづくりにおいて、生活に必要な施設やサービスを集約化し、効率的に活動するための「コンパクトシティ」を目指していくことが重要であると言われています。こうした背景から公共交通は、住民の移動手段や「コンパクトシティ」の実現に向けて、さらにその重要度が増しています。

しかしながら、モータリーゼーションが進展し、多くの人が自家用車を所有するようになり、電車、バスといった公共交通機関は縮小・撤退を繰り返しており、また、利用者が減少することにより交通事業者の業績が悪化し、サービス水準の低下を余儀なくされ、更に利用者が減少するといった、いわゆる「負のスパイラル」や、業績の悪化による従業員の賃金低下や高齢化などの理由から、全国的に運転手の不足が深刻な状況に陥っているなど、公共交通を取り巻く問題が数多く存在しています。

そのため、本市の公共交通を持続可能なものにするために、サービス水準などについて見直しを行うとともに、市民の移動手段として自家用車ではなく公共交通機関を選択してもらえるような魅力ある公共交通体系を構築することで、ひとりでも多くの方に利用してもらうことが重要です。

こうしたことから、電車、バス、タクシーといった市内公共交通の現状、問題点、課題などに対して、市民、事業者、行政が連携して地域公共交通を再生し、活性化していく必要があり、事業者、行政はもちろんのこと、市民の皆様方が、日頃から、自家用車に依存しすぎることなく、公共交通を積極的に利用することで、市内の公共交通を守り、育てる意識を持つことが、持続可能な公共交通網の形成につながります。

「人と環境にやさしく便利で快適な公共交通網」を次世代に引継いでいくため、公共交通を積極的に利用しましょう。