令和8年度こまくる再編に係る基本方針・ルート案を策定しました

更新日:2025年03月03日

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令和8年4月の再編にあたり、「公共交通を取り巻く社会情勢に関する課題」、「経済性に関する課題」、「現在のこまくるの運行に関する課題」を踏まえ、再編を実施するうえでのテーマ及びそれに基づく基本方針・ルート案を策定しました。

基本方針

1)運行目的

公共交通による市民の移動手段の確保

民間公共交通機関と合わせて、市内の交通空白地域の解消を図り、市民の暮らしを支えるとともに、外出機会の増加を促すこととします。

 

2)再編のテーマ

公共交通を取り巻く社会情勢や経済性、現在の運行に関する課題に対応するため、運行体制やルート・ダイヤなどのサービス水準など、再編を実施するうえでのテーマを以下のとおりとします。

1.持続可能なサービスの提供

2.利便性の確保

 

3)運行体制の方針

運転手不足を踏まえ、運行体制を見直します

現在、23路線17台を1日あたり34人(1台あたり2人体制)の運転手で運行していますが、一部の路線(※)は1台あたり1人体制とし、1日あたり24人程度の運転手で運行可能な体制に見直さざるを得ない状況であり、この見直しにより、利用者が少ない支線系路線などは、現在の運行便数が減少することとなります。これにより、運行経費を削減することができます。

また、1台あたり1人体制の運転手で運行する路線は、国の「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」に定められた運転時間に適合する運行時間帯とします。

※5小牧原線、H1舟津線、H2三ツ渕北線、H3村中線、H5春日寺線、A1田県線、A2久保一色線、A3岩崎原線、T1篠岡光ヶ丘線、T2城山大草線、T3池之内上末線、T4高根線

 

4)ルート・ダイヤ等に関する方針

1.乗り継ぎの不便さを軽減します

「こまくる」間の乗り継ぎの不便さの軽減を図るため、小牧駅、小牧市民病院を起終点としている路線(※)については、小牧駅及び小牧市民病院の双方を経由するルートに見直します。

これにより、小牧駅~小牧市民病院~小牧市役所区間をピストン運行する「1小牧駅市役所線」を廃止します。

※2河内屋線、4市之久田線、5小牧原線、6岩崎線、7桃花台線、11、味岡桃花台線、H1舟津線、H2三ツ渕北線、H3村中線、H5春日寺線、H6多気線

 

2.利用しやすいルートにします

主要拠点への接続や隣接市町との連携強化、交通空白地域の解消など、一部路線(※)の統合やルートの見直しを行い、さらなる利便性の向上を図ります。

※2河内屋線、A1田県線、A2久保一色線、A3岩崎原線、T1篠岡光ヶ丘線、T4高根線

 

3.利用しやすいダイヤにします

引き続き定時性を保持することができるものとし、便数が減少する路線は現在の利用状況を踏まえるとともに、適切な運行間隔の検討を進め、今後も可能な限りサービス水準の維持に努めていくこととします。

 

5)その他

1.「こまくる」の料金について

現在の「こまくる」の利用に係る料金(以下「料金」という。)は、大人200円/日、小学生100円/日、幼児及び65歳以上等を無料としています。

今回の再編において、料金の変更はありません。

 

2.「こまくる」の運行車両について

現在の「こまくる」の運行車両は、幹線系路線を乗車定員35名の小型ノンステップバス(ロング)、支線系路線を乗車定員28名の小型ノンステップバス(ショート)で運行しています。

今回の再編において、運行車両の変更はありませんが、車両の更新時期に合わせ、環境配慮型車両を導入します。

 

再編ルート(案)

 

 

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