自衛官等募集事務に係る募集対象者情報の提供について

自衛隊法第97条において「都道府県知事及び市町村長は、政令で定めるところにより、自衛官及び自衛官候補生の募集に関する事務の一部を行う。」と規定され、自衛隊法施行令第120条では、「防衛大臣は、自衛官又は自衛官候補生の募集に関し必要があると認めるときは、都道府県知事又は市町村長に対し、必要な報告又は資料の提出を求めることができる。」とそれぞれ規定されています。

また、当該個人情報の提供については、個人情報の保護に関する法律第69条に定められている「利用及び提供の制限」の例外に該当するものとされています。

小牧市では上記の各法令の規定に基づき、下記の「情報提供の対象者」について「情報提供の内容」に掲げた情報を自衛隊（自衛隊愛知地方協力本部）へ提供することとしております。

なお、情報提供にあたっては、提供する個人情報を必要最小限とすること、自衛官及び自衛官候補生の募集案内を郵送する際には1回限りの使用となり発送後には手元に個人情報が残らないことなどを考慮して、自衛隊愛知地方協力本部が用意した「宛名シール」を作成して提供することとしております。

小牧市に住民登録がある日本国籍を有する方のうち、情報提供を行う年度に18歳に到達する方
（令和7年度の対象者は、生年月日が、平成19年4月2日から平成20年4月1日までの男性及び女性の方となります。）

なお、配偶者などからの暴力（DV）、ストーカー行為、児童虐待及びこれらに準ずる行為から被害者を保護するため、住民票の写し等の交付を制限する支援措置の申出をされた方は、提供する情報から除きます。

氏名、住所

本市から提供した情報を厳密に保管すること、募集事務以外の用途では使用しないこと、電子データ化しないこと、第三者に提供しないこと、複写及び複製をしないこと等について、本市と自衛隊との間で覚書を締結し、個人情報の厳正な管理を行っております。また、提供する募集対象者情報は、自衛隊からの自衛官及び自衛官候補生の募集案内資料の郵送等にのみ使用されます。

なお、情報提供がなされ、自衛隊から募集案内が届いても、自衛隊に入隊する義務が生ずるなどといったことは一切ありません。