住宅用火災警報器の奏功事例
更新日:2025年02月03日
住宅用火災警報器がいち早く感知したことにより、火災に至らなかった事案や被害を最小限に抑えられた事案を紹介します。
事例1

ガスこんろのグリルで魚を焼いていたところ、魚が焼けたためグリルから出したが、点火スイッチを切り忘れたため、ホームセキュリティの煙感知器が鳴動したもの。
居住者が、ホームセキュリティが鳴動したため確認すると、ガスこんろのグリルのスイッチを切り忘れているのを発見する。
ホームセキュリティの火災警報を受信した警備保障会社から通報があり、消防隊が出動するも、到着時にはグリルに異状はなかった。
事例2

ガスこんろで鍋の中に卵と芋を入れて煮ていたところ、部屋の中で寝てしまい鍋の中の内容物が焦げ、住宅用火災警報器が鳴動したもの。
近隣住民が鳴動音に気付き発見し通報する。
付近巡回中の警察官が窓から進入しこんろの火を消し、火災には至らなかった。
事例3

ガスこんろにお湯を沸かすため鍋に水を入れ放置したため鍋が焦げ白煙が発生し、ホームセキュリティの煙感知器が鳴動したもの。
居住者がホームセキュリティが鳴動したため、鍋を確認したところ焦げているのを発見しガスこんろを消している。
ホームセキュリティの火災警報を受信した警備保障会社から通報があり、消防隊が出動するも、到着時にはこんろに異状はなかった。
事例4

78歳の女性がこんろで鍋に火を点けたことを忘れ、隣室でテレビを見ていたところ、鍋から発煙し、台所の住宅用火災警報器が鳴動したもの。
住宅用火災警報器の鳴動により、台所の鍋からの発煙を確認し通報したもの。
こんろの火を消したあと、携帯電話にて119番通報する。消防隊が出動するも、到着時にはこんろに異状はなかった。
事例5

こんろに弱火で鍋に火をかけたことを忘れ寝てしまい、鍋から発煙。台所の住宅用火災警報器が鳴動し近隣住人が鳴動音に気付き、焦げた臭いもしたため消防に通報したもの。
こんろの火は駆け付けた警察官が消し、到着した消防隊もこんろに異状はなかったのを確認する。
事例6

ガスこんろのグリルを消したつもりで点火してしまい、そのまま外出したため、魚焼きグリルのトレイに付着した油脂分から煙が発生し、台所に設置された住宅用火災警報器が発報したもの。
火災信号を受信した警備会社から119番通報があり消防隊が出動する。
消防隊到着時、家人は不在であり、建物の外観から検索すると、北側の台所付近で焦げ臭いにおいを認めたため、施錠されていない掃き出し窓から進入する。
屋内の状況は、台所に白煙が漂う状況で、住宅用火災警報器が発報中であった。グリルのスイッチを押し消火する。
事例7

1階のリビングでテレビを見ていたところ、警報音が聞こえる。音のする方へ行くと階段の天井部分の住宅用火災警報器が鳴っていたため、何かと思い2階の部屋の扉を開けると煙が噴き出してくる。火事だと思い、扉を閉めすぐに外へ避難し119番通報をする。早く気付くことができたため、ケガはなく火災も2階の1室のみで留まった。

住宅に設置している住宅用火災警報器は維持管理されていますか。
まだ設置されていない方は早めに設置しましょう。
設置済みの方は、維持管理をしましょう。設置後10年を目安に本体ごと交換しましょう。
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消防本部 予防課 予防係
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