4者による「小牧市食品リサイクルを中心とした脱炭素化及び資源循環の推進に関する連携協定」について

更新日:2025年01月20日

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小牧市の一般廃棄物処理施設の電力を実質再生可能エネルギー100%へ ~食品リサイクルによるバイオガス発電導入により、エネルギーを地産地消、自治体では全国初の取り組みに向けた4者協定~

小牧市は、JFEエンジニアリンググループのJ&T環境株式会社(本社:横浜市鶴見区、代表取締役社長:長谷場洋之、以下「J&T環境」)ならびにアーバンエナジー株式会社(本社:横浜市鶴見区、代表取締役:小林厚、以下「アーバンエナジー」)、J&T環境の子会社である株式会社バイオス小牧(本社:小牧市下末、代表取締役社長:廣部智己、以下「バイオス小牧」)と連携協定を締結し、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みの一環として、4月より小牧市クリーンセンター(し尿処理施設:小牧市東田中)で使用するすべての電力を、実質再生可能エネルギー(以下、再エネ)に切り替えます。これにより、年間約159tのCO2排出量削減が見込まれています。

協定式写真

今回のスキームは、アーバンエナジーの電力プラン「ゼロエミプラン®※1および「創電割®※2を活用したものです。小牧市内で排出された食品廃棄物について、小牧市が搬入および搬入支援を行い、J&T環境が廃棄物コーディネート、バイオス小牧でメタン発酵、リサイクル発電を行います。発電した電力はアーバンエナジーが買い取り、小牧市クリーンセンターの使用電力へ充当します。アーバンエナジーが供給する電力は、非化石証書等を使用し、実質再エネ100%となります。さらに、バイオス小牧はメタン発酵過程で発生した発酵残渣を肥料化して活用することで、農業ループによる循環型社会を実現します。

※1「ゼロエミプラン®」:再エネ指定の非化石証書等を使用することで、CO2排出係数(調整後排出係数)をゼロとし、実質的に再エネ100%で電気を供給するプラン。

※2「創電割®」:アーバンエナジーが廃棄物から発電した電力を買い取り、廃棄物の発生元(本市)へ供給する場合に、廃棄物量に応じて電力料金を割り引くサービス。

本市は、令和3年度に尾張地域で初の「SDGs未来都市」に選定され、同年6月には2050年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を表明するなど、持続可能な社会の実現に向け取り組んできました。今後、更なる食品リサイクルの推進や市内施設へ再生可能エネルギーの普及など2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、より一層CO2排出削減や環境負荷低減活動に向けて取り組んでまいります。

JFEエンジニアリンググループは、今後も、食品リサイクルの推進と再生可能エネルギーの地産地消を推進し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

 

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