SDGs未来都市について
更新日:2021年05月26日
SDGs(持続可能な開発目標)とは
SDGsとはSustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称で、国際社会全体が目指すべき17の開発目標を示したものです。「誰一人取り残さない」社会の実現を目指し、経済・社会・環境をめぐる広範な課題に統合的に取り組むものとして、2015年9月の国連サミットで全会一致で採択された、2030年の未来を実現するための世界共通の目標です。
小牧市は令和3年度「SDGs未来都市」に選定されました
小牧市では、これまでも「こどもの夢を育み、夢への挑戦をみんなで応援するまち」「こどもを中心にすべての世代がつながっているまち」を目指して、こどもの夢への挑戦を応援する事業だけでなく、こどもたちを支える「企業、団体、地域、市民(大人)」を支援する活動を行ってきました。
また、市の最上位計画である「小牧市まちづくり推進計画 第1次基本計画」の推進を通じて、“誰一人取り残さない”持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現を目指してきました。
そしてこの度、SDGs推進に関する小牧市のこれまでの取組と目標の達成に向けた提案が評価され、尾張地域で初の「SDGs未来都市」に選定されました。
令和3年度「SDGs未来都市」選定証授与式
令和3年5月21日(金曜日)に、山下史守朗小牧市長がZoomで出席し、選定証を受け取りました。
「SDGs未来都市」選定に伴う市長コメント
<コメント内容>
みなさんこんにちは、小牧市長の山下史守朗です。
本日は、小牧市が「SDGs 未来都市」に選ばれたということについてお話をさせていただきます。
「SDGs(エス・ディー・ジーズ)」という言葉は、みなさん耳にしたことがあるのではないかと思いますが、「サスティナブル・ディベロップメント・ゴールズ」ということで、持続可能な開発目標のことです。これは2015年9月に国連のサミットで全会一致で採択された、2030年に世界として実現すべき目標のことです。
17のゴールがそれぞれ設定されていますが、貧困や飢餓の撲滅そして医療や福祉・健康といったテーマ、さらには教育を全ての人にといったことや、豊かな自然を残していく、さらには平和な世の中を創っていく、様々な分野がありますが、人類共通の価値観ということで17のゴールが示されています。
小牧市でもこの目標にコミットして貢献していきたいと思っています。そうした中で誰一人取り残さないという、多様性と包摂性のある社会の実現といった大きな理念のもとで、先進国も途上国もさらには政府も自治体も企業も、すべての皆様方が、こうした共通の価値観・目標のもとでそれに向かって取り組んでいこうということで、非常に範囲が広いものなので、行政の取り組みはもとより、企業や市民の皆様にも、こうした取り組みについて広く理解をいただきながら、共に取り組んでいきたいと思っています。
そうした中で小牧市は、これまでも小牧市の最上位計画である、「小牧市まちづくり推進計画」の中で、全ての取り組みにこのSDGsのそれぞれの目標を紐付けして、誰一人取り残さない多様性と包摂性のある社会の実現に向けて取り組んでいます。
そして今回小牧市は、そうした「SDGs」の取り組みをさらに加速させて、さらにはこの姿勢を市内外へと発信して、市民の皆様方にも発信していきたいというそういう思いの中で、内閣府が全国の自治体を対象に募集をしております、「SDGs 未来都市」に応募させていただきました。これはなかなか選定されないということで難しいことでしたが、小牧市としてチャレンジをさせていただきまして、全国約30の今年度の選定の中で見事に選ばれることができ、大変嬉しく思っています。
これは内閣府からの「SDGs」認定証です。小牧市はこれまで取り組んで参りました「子ども・夢チャレンジNo.1都市」、この都市宣言の理念のもとで、子供を中心に世代を越えて繋がるまちづくりを進める中で、未来を担う子供たちと共に、この「SDGs」の取り組みをさらに加速させていきたいと考えています。
「SDGs」ですが、まだご存知でない方は1度調べていただきまして、共に取り組んでいただければと思っています。非常に多様な幅広い取り組みではありますが、エネルギーや資源などの持続可能な暮らし、あるいは豊かな自然や環境、美しい地球を残していこう、そして紛争のない平和な世界、さらには誰一人取り残さない公平で、そして誰でも輝ける包摂性のある社会の実現などを小牧市として、その先頭に立って目指して参りたいと考えています。
ぜひ多くの皆様方、全ての市民の皆様方にご賛同いただきまして、一人一人がそうしたことを意識しながら生活をしていただけると良いのではないかと思いますので、どうかよろしくお願い申し上げます。そして次の世代、子供たちが、そうした我々の共通の努力の中で、将来夢や希望をもって暮らすことができる、そんな未来社会を共に実現して参りたいと思います。
今後とも皆様のご理解とご支援を心からお願いを申し上げ、「SDGs 未来都市」に小牧市が選ばれたという報告にさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
小牧市SDGs未来都市計画について
SDGs未来都市に選定された都市は、国とも連携しながら提案内容を具体化し、3年間の計画を策定のうえ、実施することとなっています。
小牧市では令和3年8月に「小牧市SDGs未来都市計画」を策定しています。
「SDGs未来都市」とは
内閣府が2018年度から全国の自治体を対象に募集しているもので、SDGsの理念に沿った基本的・総合的取組を推進しようとする都市・地域の中から、特に、経済・社会・環境の三側面における新しい価値創出を通して持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い都市・地域として選定されるものです。
なお、SDGs未来都市の選定については、第2期「まち・ひと・しごと創生総合戦略」のKPIに記載されており、2024年度末までに、累計210都市の選定を行うこととされています。
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