骨粗しょう症を予防しましょう!
更新日:2025年10月16日
骨粗しょう症とは、骨の代謝バランスが崩れ、もろくなり、容易に骨折するような状態のことです。日本には約1280万人以上の患者さんがいるといわれています。
                令和7年度がん検診・骨粗しょう症検診・結核検診・肝炎ウイルス検査について
10月20日は「世界骨粗鬆(しょう)症デー」です!
世界骨粗しょう症デー(WOD)は、1998年に国際骨粗鬆症財団と世界保健機構(WHO)の共同にて骨粗しょう症と骨代謝障害の啓発を目的として制定されました。
「世界中から骨粗しょう症による骨折をなくす」ことを目標に、現在では世界規模でキャンペーンが展開されています。
骨粗しょう症について
骨は骨芽細胞によって骨形成されると同時に破骨細胞によって骨吸収され、常に新しく作り直されるという新陳代謝(リモデリング)を繰り返しています。通常は骨吸収と新たな骨形成のバランスが保たれていますが、これが崩れて骨吸収が上回った状態が続くと骨量が減少してしまいます。その結果骨がもろくなり、容易に骨折するような状態になるのが、骨粗鬆症です。
                骨量は成長期に増加し、20歳頃に最大骨量に達します。その後比較的安定に推移した後、加齢に伴い減少します。特に女性においては、閉経に伴い骨量が減少しやすくなります。
生涯を通じての骨粗鬆症の予防は、獲得する最大骨量を大きくすることと、骨量減少を最小限に留めることを基本とし、除去可能な危険因子を早期に取り除くことです。

骨粗しょう症の原因
骨粗しょう症の原因としては、下記のことがあげられます。
・骨を形成するカルシウムやマグネシウムの不足
・カルシウムの吸収に必要なビタミンD、Kの不足
・運動不足
・極端な食事制限(ダイエット)
・日照不足
・喫煙や過度の飲酒
・多量のコーヒー
骨粗しょう症の予防
骨折は、生活の質(QOL)を大きく損なうため、骨粗しょう症の予防が重要です。下記のことを意識して生活していきましょう。
・十分な量のカルシウムをとる
・ビタミンD、ビタミンKをとる
・禁煙し、アルコールは控えめにする
・日光浴をする
・ウォーキングや筋力トレーニングなど、骨に刺激が加わる運動をする

カルシウムを多く含む食品や、骨粗しょう症予防の運動の詳細は下記リンクをご参照ください。
丈夫な骨をつくる骨粗鬆症予防・改善体操【骨粗鬆症財団リーフレット】
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健康生きがい支え合い推進部 保健センター
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