小牧発祥!名古屋コーチン
更新日:2020年07月31日
名古屋コーチンは、明治時代に元尾張藩士の海部壮平(兄)と海部正秀(弟)が小牧の池之内で誕生させました。
「名古屋コーチン」といえば、地鶏の代表として、全国的に知られています。正式な品種名は「名古屋種」と言い、明治38 年に日本家禽協会から国産実用品種第一号の鶏として正式に認定されました。
名古屋コーチンは、卵を生産した後も食肉としても利用できる卵肉兼用の実用鶏として全国的に飼育され、明治時代から昭和30 年代までの養鶏産業の振興に大きく貢献してきました。その後、大量生産に適した外国種におされ、一時は絶滅しかけましたが、グルメ志向や本物志向も相まって生産羽数が急増し、「かしわの王様」として再び脚光を浴びるようになりました。
名古屋コーチンの肉質は弾力に富み、よくしまって歯ごたえがあり、「こく」のある旨みがあります。また、名古屋コーチンの卵は美しい桜色をした卵殻が特徴です。卵はやや小ぶりですが、舌触りが滑らかで、濃厚で「こく」のある美味しさがあります。
名古屋コーチンのおすすめの食べ方は、「ひきずり鍋」です。ひきずり鍋は鶏肉を使ったすき焼きで、甘辛い味付けが食欲をそそります。この「ひきずり」の名前の由来は諸説ありますが、すき焼き鍋の上で鶏肉を引きずるように食べたことなどが由来と言われています。
名古屋コーチンの紹介動画をご覧ください
「小牧発祥! 名古屋コーチン」の動画では、名古屋コーチンと他のニワトリとの違い、発祥の地である小牧市池之内やコーチン開発者の海部壮平を詳しく解説。鶏肉のすき焼き「ひきずり」、PR活動をする市民団体の紹介も交えた17分間の動画となっています。
小牧発祥! 名古屋コーチン 夢・チャレンジ始まりの地 小牧(新しいウィンドウで開きます)
添付ファイル
広報こまき平成23年10月1日号特集「小牧で生まれた 名古屋コーチン」 (PDFファイル: 1.9MB)
関連リンク
名古屋コーチンプロジェクト(小牧商工会議所、小牧市観光協会)(新しいウィンドウで開きます)
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