便秘みたい!(乳児期)

更新日:2017年08月31日

うんちの回数が少ないから便秘だと思っていませんか?
スムーズにうんちが出て、機嫌がよいなら特に心配はありません。胃腸に消化吸収力がついてきた赤ちゃんは、母乳やミルクのほとんどを体内に吸収してしまいます。うんちの回数は大人と一緒で、赤ちゃんによって異なります。飲んだら出る子も、少し溜まってからという子もいます。赤ちゃんそれぞれです。

では、便秘とはどういう状態をいうのでしょう?それは、うんちの水分が少ないことをいいます。水分が少ないとうんちが硬くなってしまいます。硬いうんちを、赤ちゃんの力で外に出すことが難しいので、赤ちゃんは、真っ赤な顔でいきんだり、痛がったりします。ひどい場合は無理に出そうとして肛門が切れてしまったりすることもあります。

お父さんとお母さんの助けで、うんちが出ることがあります

  • お腹のマッサージ
    (おへその周りをゆっくり、やさしく「の」の字を描くようにマッサージ)
  • 足の運動
    (寝返りを助ける要領でゆっくりと足を左右に動かして腰をひねる)
  • 肛門の綿棒刺激
    (オムツ交換の時のように、赤ちゃんを寝かせて、オイルに浸したベビー用綿棒を2センチメートルほど肛門にいれて、出口を広げるようにやさしく動かす)
    (注意)赤ちゃんが自分でうんちを出すお手伝いをするだけなので、うんちを掻き出そうとしたり、強く動かしたりする必要はありません。

受診の目安は、赤ちゃんの状態や先生の考え方によって異なりますが、「お腹が張っている」「顔色が悪い」「元気がない」「母乳やミルクの量が減った」「悪臭のあるおならが出る」等の場合は主治医に相談してみてください。

この記事に関するお問い合わせ先

健康生きがい支え合い推進部 保健センター 母子保健係
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