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令和3年8月18日収録まん延防止等重点措置に係る市長メッセージ

更新日:2021年08月27日

1.はじめに

皆さんこんにちは、小牧市長の山下史守朗です。現在は8月18日であります。新型コロナウイルス感染症の第5波が拡大をしています。デルタ株が猛威を振るっています。首都圏を中心に大変厳しい状況となっているところでありますが、愛知県においても感染がかなり拡大をしてきている状況の中で、まん延防止等重点措置の対象区域の拡大が決定をされました。小牧市を含む28の市町が対象となり、8月21日の土曜日から適用されるということであります(27日から緊急事態宣言の対象となりました)。この第5波は収まる兆しが見えない中で、まさに今が正念場だと思っています。これまで以上に感染力の強いデルタ株が拡大をする状況であり、非常にリスクの高い状況であります。どうか市民の皆様には、これまで以上に感染に気をつけた行動をお願いしたいと思っています。この新型コロナウイルスをこれ以上拡大させないように、基本的な感染対策であるマスクの徹底、そして手洗い・消毒、また換気の徹底をお願いしたいと思っています。

 

2.マスク会食

さらに、ご家族で会食をされることは良いということでありますが、ご家族以外の同居のご家族以外の方と会食は控えていただき、特にどうしても会食される場合は4人以内、そしてマスク会食の徹底をお願いしたいと思います。マスクをとってお話しをするということは非常にリスクが高いということをこれまでも申し上げてまいりました。ぜひ、マスクをとっての会話は、厳に控えていただきたいということ、食事の時そして、休憩中など気を緩めないようにお願いをしたいと思います。併せてデルタ株は、非常に感染力が強いということで、マスクをしていても特に換気についても、これまで以上に徹底をしていただくようにお願いをしたいと思います。

 

3.ワクチン接種の状況及び効果

新型コロナウイルスのワクチンの接種についてであります。現在8月の半ばでありますが、小牧市においても65歳以上の高齢者のワクチン接種については、予定通り7月末までに希望されるすべての高齢者の皆様方へのワクチン接種を完了しているところであります。現状、希望されるすべての高齢者(高齢者9割以上の方)の方が、ワクチン接種を終えていただいているところであります。現在、小牧市においては30歳までのワクチン接種を受け付けています。小牧市は、ご承知の通り小牧市方式ということで、年齢順に順次ワクチンの接種をいただける方にご案内させていただいており、年齢の順番がきた方についてはスムーズに予約を取っていただける方式で進めています。年齢順の接種について、多くの市民の皆様方にご理解とご協力をいただく中で、この小牧市方式で接種を進めさせていただいているところにつきまして、改めて皆様にご協力に心から感謝を申し上げたいと思っています。なんとか、8月中あるいは9月頭ぐらいまでには20代の皆様方にワクチンをお届けしていきたいと思っています。その後、できるだけ早く(9月中旬頃まで)10代の方にもお届けできるように努めてまいりたいと思っています。心配をしておりますのは、年齢が下がるに従ってワクチンの予約される皆様方の割合が下がってきているということであります。65歳以上の高齢者につきましては、もう予約していいですよというご案内を差し上げてから2日間の間に7割以上の方が予約をされましたけれども、現状30代になりますと、ご案内を差し上げてから1週間以上たっても3割台の方しか予約はされていない状況であります。ワクチンの接種を希望される方の予約のスピードというものが遅くなっているので、これは大変心配をしております。多くの方がワクチンを接種していくということがこの新型コロナウイルスを食い止めていく鍵になるということは間違いないことであります。そうした中で、若い方にワクチンをぜひ接種をいただきたいということを私からもお願いを申し上げたいと思います。ネットなどで間違った情報、あるいは根拠のない情報が出回っております。不妊になるとかあるいは、遺伝子が書き換えられる等といった誤った情報が流布をされておりますことについて大変心配をいたします。ワクチンについての安全性、正しい情報をぜひご覧いただいて、接種をしていただければと思っています。また、報道などでワクチンを打ってもデルタ株にブレークスルー感染をするという報道もありますが、データを見る限りワクチンを接種した高齢者の感染率、重症化率は顕著に低下をしています。間違いなくデルタ株についてもワクチンの有効性というのはあるというデータになっておりますので、ぜひワクチンを打っていただきたいと思います。また、若い方について、特に副反応を心配される方々もいると思いますけれども、確かに副反応は多くの方に2日3日熱が出るなどの副反応があり大変悩ましいところでありますけれども、しかしながらワクチンを接種していない方々は、新型コロナウイルスに感染をすると、若い方でも重症化、そして命に関わるリスクがある、また、その後治った後も後遺症に悩まされるそう言ったリスクがあるということでありますので、副反応等もございますが、ワクチンを接種するメリットはワクチンを接種しないというメリットを大きく上回るものと考えております。ぜひ、そのあたりも十分に皆様方にご理解をいただいて、ご自身のために、また周りの皆さん方のためにワクチン接種について前向きに考えて接種をいただけるように重ねて私からもお願いをしたいと思っています。

 

4.最後に

新型コロナウイルス感染症第5波の状況を大変厳しいものがあります。皆さん自粛疲れということがあろうかと思いますけれども、将来に希望を持ってまさに今一度、皆さんのご協力の中で努力をしていく時だと思っています。ワクチン接種を進めていくこと、これはデルタ株等いろいろと報道がございますけれども、先ほど申し上げたように高齢者の感染状況、重症化が抑えられている状況を見ますと、このワクチンの効果がこれから50代、40代、30代、20代と広がっていけば、この重症化もかなり抑えられていくのではないかと期待するところであります。将来に日常生活を取り戻すそうした希望を持ちながら、今は我慢の時だと思います。ぜひ今一度、皆様方に感染防止対策の徹底をお願いしながら、特に若い世代の皆様方に早期に小牧市としてもワクチンをお届けしていきたいと思っておりますので出来る限り皆様方も早くワクチン接種にご協力をいただきますように心からお願いを申し上げます。皆様方と共に、小牧市としても最大限今後とも努力をしてまいりたいと思いますので、引き続きのご理解とご協力を心からお願いを申し上げて、今回メッセージとさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。