インフルエンザについて

更新日:2025年10月30日

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定点医療機関当たりの報告数

 

愛知県では「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づき、県内の医療機関のうち163か所を定点として、インフルエンザについて発生動向調査を実施しています。

この調査結果によりますと、2025年第41週(10月6日から10月12日まで)において県内のインフルエンザ患者の定点医療機関当たりの報告数が、「1.10」となりました。

※定点医療機関当たりの報告数:定点医療機関からの一週間の総報告数÷定点医療機関数

厚生労働省では、この数値が「1」を上回ると、「インフルエンザの流行入り」の目安としています。

 

愛知県
9月22日~9月28日 9月29日~10月5日 10月6日~10月12日 10月13日~10月19日
0.46 0.57 1.10 1.44

 

今後、本格的に流行する可能性もありますので、予防と早めの治療に心がけ、感染と重症化を防ぎましょう。

インフルエンザについて

インフルエンザは、毎年11月下旬から1月に流行が始まり、1月から3月にかけて流行します。

普通のかぜの多くは、のどの痛み、鼻水、くしゃみや咳などに症状が中心で、全身症状はあまりみられませんが、インフルエンザはそれらの症状のほかに突然の38度以上の発熱や頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身の症状が現れます。

また、気管支炎や肺炎、小児では中耳炎、熱性けいれんや脳症などを併発して、重症化することもあるため、高齢者や小児では特に注意が必要です。

予防・治療について

・流行前にインフルエンザワクチンの接種を受けましょう。

・咳などの症状がある場合は、周りの人にうつさないために、マスクを着用するなど「咳エチケット」に心がけましょう。

・外出後等には、流水・石鹸で手洗いをしましょう。

・空気が乾燥するとインフルエンザにかかりやすくなりますので、室内では加湿器等で適度な湿度を保つようにしましょう。

・十分な休養とバランスの取れた栄養摂取を日ごろから心がけましょう。

・インフルエンザが流行してきたら、人混みや繁華街への外出を控えましょう。

・かかった時は早めに医療機関を受診しましょう。安静にして休養をとりましょう。水分を十分に補給しましょう。

・小児・未成年の患者では、急に走り出す、部屋から飛び出そうとする、ウロウロと徘徊する等の異常行動を起こすおそれがあるので、自宅で療養する場合は、少なくとも2日間、保護者等は小児・未成年者が一人にならないよう配慮しましょう。

インフルエンザの発生状況について

県内における今シーズンのインフルエンザ発生状況は、愛知県健康対策課のインフルエンザ情報ポータルサイトでご覧になれます。

また、愛知県衛生研究所のWebサイトでも、インフルエンザの発生状況などについて情報提供しています。

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