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世界禁煙デー・禁煙週間

更新日:2023年05月25日

5月31日は世界禁煙デー・5月31日~6月6日は禁煙週間です

「たばこの健康影響を知ろう!~望まない受動喫煙のない社会を目指して~」

世界禁煙デーはWHO(世界保健機関)が制定した禁煙を推進するために定めた日です。また、厚生労働省においても世界禁煙デーから始まる1週間である5月31日から6月6日までを禁煙週間と定め、様々な取組みを行っています。

令和5年度のテーマは、「たばこの健康影響を知ろう!~望まない受動喫煙のない社会を目指して~」です。

喫煙が健康に与える影響は大きく、受動喫煙の危険性やニコチンの依存性を踏まえると、喫煙習慣は個人の嗜好にとどまらない健康問題で、生活習慣病を予防するためにも重要な課題となっています。

望まない受動喫煙の防止を図るため、令和2年4月には健康増進法の一部を改正する法律が全面施行され、学校や病院等の多くの施設では施設内禁煙となりました。

喫煙者が直接吸い込む煙(主流煙)だけでなく、たばこの火をつけたところから立ち昇る煙(副流煙)には主流煙よりも多くの有害物質が含まれています。本人は喫煙しなくてもまわりの方がたばこの煙を吸わされてしまうことを受動喫煙と言います。受動喫煙により肺がん・虚血性心疾患・脳卒中などのリスクが高まるとされています。特に、子どもや妊婦、病気の方には影響が大きく、子どもの呼吸器疾患(ぜんそく、気管支炎、肺炎など)や中耳炎、乳幼児突然死症候群、妊婦では低体重児や早産のリスクが高まります。

禁煙デーを機会に、たばこの煙からご自身やあなたの大切な人、子どもたちを守るため、禁煙や受動喫煙の防止について今一度考えてみてください。

また、令和4年4月1日から成年年齢が引き下げられた一方で、喫煙に関する年齢制限については引き続き20歳以上とされています。また、喫煙開始年齢の早さと全死因死亡に十分な因果関係があることが報告されています。

望まない受動喫煙を防止していくことと同時に、若者が自身の健康のため新たに喫煙を開始させないよう伝えていくことも大切です。

5月31日は世界中で禁煙をはじめる人が多い日と言われています。たばこを吸わないことが一般的な社会習慣となるよう制定されたのが世界禁煙デーです。

自分の健康やまわりの方のためにも、この日から禁煙にチャレンジしてみませんか。

 

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