水道事業の決算状況

更新日:2025年03月07日

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水道事業の決算状況を公表しています。

令和5年度 水道事業会計決算

(1) 事業概要
項目

(単位)

令和5年度 令和4年度
給水区域内人口 (人) 149,206 150,188
給水人口 (人) 149,128 150,106
給水戸数 (戸) 70,851 70,668
普及率 (%) 99.95 99.95
水源   県水受水及び地下水
年間総配水量 (立方メートル) 19,577,527 19,743,255
年間有収水量 (立方メートル) 18,001,312 18,285,606
有収率 (%) 91.95 92.62
供給単価 (円) 125.91 102.35
給水原価 (円) 121.45 119.37

(注記)
・普及率:給水区域内人口のうち、給水している人口の割合

・有収水量と有収率:総配水量のうち、料金徴収の対象となった水量とその割合

・供給単価:有収水量1立法メートル当たりの収益(売値)

※「供給単価」の算定基礎となる給水収益について、令和4年度は原油価格・物価高騰等総合緊急対策関連水道使用料調定減額により429,892,200円減額されております。
減額をしなかった場合の「供給単価」は、125円86銭となります。

・給水原価:有収水量1立法メートルを給水するために必要な費用(原価)

(2) 決算状況

水道事業会計は、水道料金などを財源とする独立採算の事業であり、水道施設の運転や管理など水道事業の経営活動によって生じる収支である「収益的収支」と、水道施設の整備や改修などの建設改良事業に必要な収支である「資本的収支」に分かれています。

収益的収支(税抜)(単位:円)

項目 令和5年度 令和4年度
給水収益 2,266,591,555 1,871,547,842
他会計負担金 4,221,980 6,665,620
その他の営業収益 169,623,440 153,357,357
受取利息及び配当金 4,593,657 4,617,618
他会計補助金 730,000 430,959,550
長期前受金戻入 310,190,706 313,140,981
雑収益 15,821,134 13,143,649
特別利益 24,365,048 2,037,366
収益合計 2,796,137,520 2,795,469,983
原水及び浄水費 1,183,433,542 1,253,835,153
配水及び給水費 144,168,968 129,297,301
業務費 124,058,912 124,537,681
総係費 84,387,572 85,472,102
減価償却費 905,004,726 853,508,404
資産減耗費 35,054,667 24,753,007
支払利息及び企業債取扱諸費 18,809,064 23,848,236
雑支出 1,590,443 687,338
特別損失 165,685,944 25,745,865
費用合計 2,662,193,838 2,521,685,087
当年度純利益 133,943,682 273,784,896

資本的収支(税込)(単位:円)

項目 令和5年度 令和4年度
企業債 - -
負担金 224,347,135 291,664,060
出資金 130,000,000 130,000,000
他会計負担金 20,124,990 6,834,580
固定資産売却代金 44,000 0
その他資本的収入 200,000,000 -
収入合計 574,516,125 428,498,640
拡張費 986,766,377 758,774,270
建設改良費 819,220,009 1,896,258,985
固定資産購入費 4,623,360 2,141,554
企業債償還金 174,235,388 193,367,980
投資       100,000,000 100,000,000
支出合計 2,084,845,134 2,950,542,789
収支差引 △1,510,329,009 △ 2,522,044,149

(注記)
資本的収支差引不足額は、損益勘定留保資金などで補填しました。

(3) 財務諸表等(損益計算書、貸借対照表、キャッシュ・フロー計算書)

地方公営企業の決算書類として、「損益計算書」および「貸借対照表」があります。

「損益計算書」とは、一営業期間(4月1日から3月31日まで)における企業の経営成績を明らかにするために、その期間内に発生した全ての収益と、これに対応する全ての費用を記載し、純損益とその発生由来を表示した報告書です。

「貸借対照表」は企業の財政状況を明らかにするため、一定の時点(3月31日)において企業が保有する全ての資産、負債および資本を表示した報告書です。資産の合計額と負債および資本の合計額が常に一致することからバランスシートとも呼ばれています。

また、決算付属書類として「キャッシュ・フロー計算書」があります。この計算書は、一事業年度の現金の収入・支出(お金の流れ)に関する報告書です。

令和5年度の財務諸表等

令和4年度の財務諸表等

(4) 企業債残高

水道施設の建設や改修には多くの費用がかかります。現在の水道使用者と将来の水道使用者との世代間の公平を図るため、他の財源で賄いきれない費用については、企業債を発行して事業を行っていましたが、小牧市水道事業では、収支改善の一環として平成18年度から企業債の発行はしていません。

(単位:円)

事業 令和5年度末 令和4年度末
水道事業 755,789,623 930,025,011
(5) 経営分析

損益計算書や貸借対照表などの財務諸表を分析して、企業の損益状況(収益性)、資金の状況(流動性や安全性)、事業体の効率性や生産性などを把握し、事業体の置かれている状況を把握することができます。

(6) 経営比較分析

水道事業の経営比較分析表を公表しています。

経営および施設の状況を表す経営指標を活用し、経年比較や他の公営企業体との比較、複数の指標を組み合わせた分析を行うことにより、経営の現状および課題を的確かつ簡明に把握することができます。

令和5年度決算の経営比較分析表

参考

この記事に関するお問い合わせ先

上下水道部 上下水道経営課 水道経理係
〒485-0814 小牧市古雅四丁目117番地
電話番号:0568-79-1419 ファクス番号:0568-79-1239
業務時間:午前8時30分から午後5時15分まで
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