小牧市カラス餌付けストップキャンペーン(1)
更新日:2023年02月19日
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第1回 なぜ冬にカラス対策を行うべきか
カラスは飛ぶために体重を軽くする必要があることから、体にたくさんのエネルギーを蓄えることができません。
冬は自然界の餌が少なくなる上に、体温維持に必要なエネルギーも増加するため、カラスにとって過酷な季節で、数日も餌を食べなければ餓死してしまうと考えられます。
そのため、冬に生ゴミや果実など、カラスの餌となってしまうような人の関わる資源を減らせば、効果的にカラスの個体数を減らすことができます。

カラスを可哀想に思うかもしれませんが、これはカラスの個体数の変化としては正常なもので、全てのカラスが越冬できると仮定すると、毎年のようにカラスは増加してしまうでしょう。
これらのことから、カラスが生ゴミや果実のような人の関わる資源を餌としないように気をつけましょう。
これらの食料が無くても、自然界には虫や木の実など、本来のカラスの食料があるので、餓死する個体が増えたとしても、生態系に悪影響はありません。一定数のカラスが冬を越せないことが、むしろ自然で正常なことなのです。
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