小牧市デジタル移動系防災無線
更新日:2017年08月31日
平成23年3月にデジタル方式(260MHz帯)の防災無線システムを整備しました。
平成12年4月に開局し運用してきたアナログ方式(800MHz帯)の地域防災無線の使用期限が総務省による防災無線デジタル化政策により平成23年5月31日までとなったことから、地域防災無線をデジタル化して「小牧市デジタル移動系防災無線」を整備しました。
小牧市デジタル移動系防災無線とは?
災害発生時に有線電話などの通信手段が途絶した場合に備えて、関係機関等との間で情報収集・伝達を行う通信手段確保を目的に整備された通信網です。
基地局を市役所東庁舎屋上に設置し、各種無線通信機能を統制する統制台を災害対策本部が設置される本庁舎6階601会議室のバックヤードに設置。
地震時の避難所となる小中学校や公共施設、ライフライン関係機関、防災関係機関等に半固定局52台、災害現場へ出動する車両に車載局37台、容易に持ち出して使用できる携帯局20台を整備することにより、災害対策本部を中心として災害発生時の情報収集・伝達手段を確立しています。
小牧市デジタル移動系防災無線パンフレット(内面) (PDFファイル: 1.2MB)
小牧市デジタル移動系防災無線パンフレット(外面) (PDFファイル: 538.2KB)
小牧市デジタル移動系防災無線の設備
基地局
局舎内には無線送受信装置と直流電源装置が設置してあります。
停電時には、直流電源装置内蔵の蓄電池により、市役所の自家用発電機が起動するまでの間、電源供給を行います。

無線局舎内

無線局舎
統制局
- 統制台:無線通信を統制(タッチパネルで操作)
- 運用管理装置:通信状況やシステム障害情報など無線運用状態の管理装置
- データ伝送装置:メール(定型文・任意文字メッセージ)を送受信する装置
- プリンター:運用管理装置から各種管理データを出力

統制局
半固定局
通常時は固定して使用するが、いざという時には外に持ち出して使用可能。
蓄電池を内蔵しており、停電しても1日程度は使用可能。

半固定局
車載局
公用車のうち、緊急通行車両として事前届出済みの車両に設置。
ダイバーシティ受信方式を採用しています。 ダイバーシティ受信とは、2つのアンテナで受信した同一の無線信号について、電波状況の優れた信号を優先的に用いる方式。

車載局

車載局
携帯局
容易に持ち運びができる携帯タイプの無線機。
1メートルの水中に30分間沈めても無線機内部に水が入らない防水仕様。
内蔵バッテリーにより16時間程度無線交信が可能。

携帯局
- この記事に関するお問い合わせ先
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市民生活部 防災危機管理課 防災危機管理係
小牧市役所 本庁舎6階
電話番号:0568-76-1171 ファクス番号:0568-41-3799