多文化共生とは

多文化(たぶんか)共生(きょうせい)とは

多文化(たぶんか)共生(きょうせい)とは「国籍(こくせき)や 民族(みんぞく)などの 異(こと)なる人々(ひとびと)が、互(たが)いの 文化的(ぶんかてき)な 違(ちが)いを 認(みと)め合(あ)い、対等(たいとう)な 関係(かんけい)を 築(きず)こうとしながら、地域(ちいき)社会(しゃかい)の 構成員(こうせいいん)として 共(とも)に 生(い)きていくこと(「多文化(たぶんか)共生(きょうせい)の 推進(すいしん)に 関(かん)する 研究会(けんきゅうかい) 報告書(ほうこくしょ)」平成(へいせい)18年(ねん)3月(がつ) 総務省(そうむしょう)より)」です。

つまり、地域(ちいき)に 暮(く)らす 住民(じゅうみん)同士(どうし)が、差別(さべつ)し合(あ)うことなく 国籍(こくせき)や 民族(みんぞく)、文化(ぶんか)、言葉(ことば)などの「ちがい」を 認(みと)め合(あ)い、支(ささ)えあう 関係(かんけい)を 持(も)って 暮(く)らしていくことを いいます。

小牧市(こまきし)の 現状(げんじょう)

外国籍(がいこくせき)の 市民(しみん)の 中(なか)には、日本(にほん)で 生(う)まれて 一度(いちど)も 国籍(こくせき)の 国(くに)へ 行(い)ったことが ない方(かた)も います。

また 小牧市(こまきし)には、外国籍(がいこくせき)の 方(かた)のみではなく、帰化(きか)して 日本(にほん)国籍(こくせき)を 取得(しゅとく)した方(かた)、外国(がいこく)で 生(う)まれた 日本(にほん)国籍(こくせき)の方(かた)、国際(こくさい)結婚(けっこん)した 夫婦(ふうふ)の 子(こ)どもなど、外国籍(がいこくせき)の 市民(しみん)と 同(おな)じような さまざまな ルーツ(るーつ)を 持(も)つ方(かた)が います。

外国(がいこく)に ルーツ(るーつ)を 持(も)つ方(かた)は、言葉(げんご)の 違(ちが)いや 生活(せいかつ)習慣(しゅうかん)の 違(ちが)いなどから、日本(にほん)で 暮(く)らしていく上(うえ)で 課題(かだい)を 抱(かか)えています。「日本人(にほんじん)」としても、彼(かれ)らとの 接(せっ)し方(かた)が 分(わか)らず 近隣(きんりん)住民(じゅうみん)同士(どうし)としての 交流(こうりゅう)が できなかったり、時(とき)には トラブル(とらぶる)が 発生(はっせい)したり しています。

「多文化(たぶんか)共生(きょうせい)の まちづくり」に 向(む)けて、こうした 文化的(ぶんかてき)な「ちがい」を 乗(の)り越(こ)えるために、お互(たが)いに 一歩(いっぽ) 踏(ふ)み出(だ)すことが 必要(ひつよう)です。

小牧市(こまきし)多文化(たぶんか)共生(きょうせい)推進(すいしん)プラン(ぷらん)

平成(へいせい)23年(ねん)3月(がつ)に、小牧市(こまきし)多文化(たぶんか)共生(きょうせい)推進(すいしん)プラン(ぷらん)を 策定(さくてい)しました。
小牧市(こまきし)多文化(たぶんか)共生(きょうせい)推進(すいしん)プラン(ぷらん)とは、小牧市(こまきし)の「多文化(たぶんか)共生(きょうせい)」を 推進(すいしん)していくための 指針(ししん)・計画(けいかく)です。

また 令和(れいわ)2年(ねん)7月(がつ)には、プラン(ぷらん)を 改定(かいてい)し、小牧市(こまきし)多文化(たぶんか)共生(きょうせい)推進(すいしん)プラン(ぷらん) 【第(だい)2次(じ)プラン(ぷらん)】を 策定(さくてい)しました。

多文化(たぶんか)共生(きょうせい)ワークショップ(わーくしょっぷ)

多文化(たぶんか)共生(きょうせい)推進(すいしん)プラン(ぷらん)を 周知(しゅうち)するとともに、「挑戦(ちょうせん)すること」の 進捗(しんちょく)状況(じょうきょう)を 把握(はあく)するため、日本人(にほんじん)市民(しみん)と 外国人(がいこくじん)市民)しみん)が、多文化(たぶんか)共生(きょうせい)の 課題(かだい)について 意見(いけん)交換(こうかん)を 行(おこな)っています。

多文化(たぶんか)共生(きょうせい)セミナー(せみなー)

多文化(たぶんか)共生(きょうせい)の 推進(すいしん)に 向(む)けて 情報(じょうほう)を 共有(きょうゆう(し、取(と)り組(く)みを 進(すす)めていくため、市民(しみん)や 職員(しょくいんを 対象(たいしょう)とした 研修会(けんしゅうかい)を 行(おこな)っています。

多文化(たぶんか)共生(きょうせい) 啓発(けいはつ)パンフレット(ぱんふれっと)

小牧市(こまきし)の 取組(とりくみ)、さまざまな 言葉(ことば)での あいさつ、中国(ちゅうごく)・ペルー(ぺるー)・フィリピン(ふぃりぴん)の 家庭(かてい)料理(りょうり)の 紹介(しょうかい)なども していますので、ぜひ ご覧(らん)ください。(2014年(ねん)11月(がつ)作成(さくせい))

小牧市(こまきし) 多文化(たぶんか)共生(きょうせい)推進(すいしん) 委員会(いいんかい)

市役所(しやくしょ)の 中(なか)で、特(とく)に 多文化(たぶんか)共生(きょうせい)に 関係(かんけい)の 深(ふか)い 各課(かくか)の 課長(かちょう)で 委員(いいん)を 構成(こうせい)し、小牧市(こまきし)の 多文化(たぶんか)共生(きょうせい)に 関(かん)する 施策(しさく)や その 課題(かだい)について 話(はな)し合(あ)っています。

また 下部(かぶ)組織(そしき)として、各課(かくか)の 係長職(かかりちょうしょく)以上(いじょう) または 実務(じつむ)担当者(たんとうしゃ)で 構成(こうせい)される 実務(じつむ)担当者(たんとうしゃ)会議(かいぎ)を 置(お)き、きめ細(こま)やかな 対応(たいおう)を 目指(めざ)しています。

公益(こうえき)財団(ざいだん)法人(ほうじん) 愛知県(あいちけん)国際(こくさい)交流(こうりゅう)協会(きょうかい)

公益(こうえき)財団(ざいだん)法人(ほうじん) 愛知県(あいちけん)国際(こくさい)交流(こうりゅう)協会(きょうかい)は、諸外国(しょがいこく)との 友好(ゆうこう)親善(しんぜん)、相互(そうご)理解(りかい)を 目指(めざ)し、この 地域(ちいき)の 国際化(こくさいか)、県民(けんみん)参加(さんか)の 国際(こくさい)交流(こうりゅう)の 推進(すいしん)を 図(はか)ることを 目的(もくてき)として 設立(せつりつ)されました。

国際(こくさい)交流(こうりゅう)・国際(こくさい)協力(きょうりょく)活動(かつどう)の 推進(すいしん)、多文化(たぶんか)共生(きょうせい)の 地域(ちいき)づくりの 推進(すいしん)、国際化(こくさいか)の 推進役(すいしんやく)となる 人材(じんざい)の 育成(いくせい)、国際化(こくさいか)に 関(かん)する 調査(ちょうさ)研究(けんきゅう)・情報(じょうほう)提供(ていきょう)など、様々(さまざま)な 活動(かつどう)を 行(おこな)っています。