トイレトレーニングの進め方。(幼児期(1歳6か月児前後))
更新日:2017年08月31日
私たちのからだは膀胱がいっぱいになると「満杯ですよ!」のサインが脳に伝わり「尿意(おしっこがしたい気持ち)」を感じます。そして「おしっこを出して!」という指令が脳から膀胱へ伝えられ、指令を受けた膀胱が収縮しておしっこがでます。この脳と膀胱の関係がしっかり結びつくのが2歳前後と言われています。
「急に動きが止まる」「おちんちんやオムツに触る」「プルプルと震える」という行動は、脳と膀胱の間に関係が出来てきて、お子さんが「おしっこ」に気がつき始めた合図です。お子さんの成長に合わせてトイレの存在を伝えていきたいですね。
ここでは、1つの方法をご紹介します。
朝起きたときや、お昼寝のあとなどで、膀胱におしっこがたまっていて、まだおしっこをしていない時がチャンスです。
「チーする?」と気軽に声をかけて便座に座らせてみましょう。うまくタイミングが合って、少しでもおしっこがでたときは、たくさんほめてあげましょう。「おしっこが出る」ということや「おしっこはトイレでする」ということがまだわかっていないので、失敗してもしからないで下さいね。
偶然に出来た回数がだんだん多くなってはじめて、「おしっこが出る感覚」がわかって、「おしっこはトイレにするものなんだ!」と尿意とおしっことトイレの関係に気がついてきます。子どもが嫌がらない程度にトイレに誘って下さいね。
ポイントは、
出来たら、いっぱいほめる。
しつこくしない。(気分が乗らない日もある!)
一進一退。(出来る日もあれば、出来ない日もある!)
あわてず、あせらず、ゆったりとした気持ちで取り組んでいきましょう。
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