「リチウムイオン電池を含む電子機器(加熱式タバコなど)」や「スプレー缶」による火災事故が多発しています!
更新日:2024年12月31日
小型充電式電池とは
小型充電式電池とは、ニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池など、充電して繰り返し使える電池のことで、それぞれの電池にリサイクルマークが付けられています。
小型充電式電池が内蔵されたもの
次のような「充電できる製品」などに小型充電式電池が使用されています。
(製品例)
リチウムイオン電池とは
リチウムイオン電池はニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池などと比べて高容量、高出力、小型という特徴があり、その特長を生かし、近年、携帯電話やデジタルカメラ、ノートパソコン、モバイルバッテリー、加熱式タバコなどにも使用されています。リチウムイオン電池は可燃性の高い物質が極板や電解液に使われていますが、破損や変形などの強い衝撃が加わると、発熱・発火の恐れがあります。
近年、「リチウムイオン電池等」が原因の発煙・発火が、資源の中間処理施設等で多発しています!
モバイルバッテリーや加熱式タバコなど、リチウムイオン電池を含む電子機器が原因で中間処理施設やリサイクル工場での発火トラブルが近年増加しています。
電子機器にはプラスチック部分も多く、誤って「破砕ごみ」や「プラスチック類」で、排出されていることがあります。
「リチウムイオン電池を含む電子機器」は、絶対に「発火性危険ごみ」(中身が見える透明な袋)で出してください!
●リチウムイオン電池が押しつぶされ、ショート・発火するイメージ
●発火原因となった加熱式タバコ |
●発火原因となったデジタルカメラ |
●リチウムイオン電池の発火が原因で、リサイクル工場の建屋・設備が焼けてしまった事例
・リチウムイオン電池等の発火物が原因になる発煙・発火トラブル
https://www.jcpra.or.jp/municipality/dangerous/tabid/757/index.php
(容器包装リサイクル協会)
ごみ破砕施設で「スプレー缶」による火災発生!
平成30年1月26日、小牧岩倉エコルセンターのごみ破砕施設において、爆発による火災事故が発生しました。 事故原因は破砕ごみに混入したスプレー缶です。
今回は、幸いにして怪我人は出ませんでしたが、機器の修理、点検のため、一時的に施設を停止しなければならない事態となりました。
●スプレー缶が原因で起きた火災事故の事例
収集時にも火災は発生します!
「破砕ごみ」「プラスチック類」は、パッカー車を使用して収集しています。パッカー車は車体後部からごみを巻き込みながら収集します。この際に、「スプレー缶」や「加熱式タバコ」などのごみが混入していると、圧縮する際に、爆発が起こり、作業員の人命に関わる大事故になりかねません。
●発火したパッカー車
小牧市の「発火性危険ごみ」は平積みのトラックを使い、安全に収集しています。「発火性危険ごみ」以外で排出すると収集・処理の際、爆発・火災の危険性がありますので、「発火性危険ごみ」は、必ず透明袋で排出し、絶対に市指定の白袋・赤袋・緑袋には入れないでください。
●平積みのトラック(発火性危険ごみ収集運搬用)
「スプレー缶類」の出し方について
- この記事に関するお問い合わせ先
-
市民生活部 ごみ政策課 収集美化係
小牧市役所 本庁舎2階
電話番号:0568-76-1147 ファクス番号:0568-72-2340