離乳食Q&A(中期編)

更新日:2018年10月15日

Q1、卵はいつから与えるといいですか?

卵を離乳食でスタートさせるのは、7~8か月頃が目安です。中期で進めるたんぱく質食品である脂肪分が少ない赤身魚、鶏ささみ肉、乳製品(ヨーグルト)などを試した後にスタートするのがおすすめです。

最近は食物アレルギーを心配して、食物アレルギーでないにも関わらず、1歳になるまで卵を与えていない方もいますが、卵は良質なたんぱく質を含み、鉄も豊富に含む栄養価の高い食品です。湿疹など気になる症状がなければ、7~8か月頃から卵を与えましょう。湿疹など気になる症状があれば、医師に相談しましょう。

与える場合、かたゆで卵黄からごく少量ずつ与えましょう。

卵アレルギーの大部分は、卵白のたんぱく質のため、離乳食は卵黄からスタートします。卵は加熱によって低アレルゲン化しやすいため、20分しっかりゆでた「かたゆで卵黄」を耳かき1杯分から始めましょう。少しずつ量を増やしていきながら卵黄1個分まで食べられるようになったら、今度は20分ゆでた「かたゆで卵白」を耳かき1杯からスタートしましょう。

もし、卵を与えて食べた後、すぐに顔や体が赤くなる、嘔吐したという症状が見られたら、すぐ病院へ受診しましょう。

卵

Q2、離乳食の味付けはいつからですか?

素材そのもので進める離乳食で飽きがきてしまい、量がなかなか進まないのであれば、中期頃から風味程度に味付けをしてもよいです。

離乳食を順調に食べていたのに、なぜかあんまり食べなくなってくることはあります。その原因の1つに、食材を煮ただけ、だしで煮ただけの素材そのもので進める離乳食に飽きがきたのかもしれません。そんなときは、醤油や味噌などを風味程度に少量使ってみましょう。味をつけたとしても大人の味付けの1/2までにしましょう。

離乳食で困ったら、保健センター管理栄養士までご相談ください!

赤ちゃんには個人差があり、体格や成長のスピードも違えば、少食の子、よく食べる子もいます。また、食欲のある日とない日もあります。期待した量を食べないからとあせらないでください。

離乳食について、分からないことや心配なことがあれば、お気軽に保健センター栄養士にご相談ください。

栄養士
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