小牧市(こまきし)ゆかりの食(た)べものなど

更新日:2017年08月31日

名古屋コーチン

名古屋コーチンの画像

名古屋コーチン

「名古屋コーチン」と言えば、日本三大地鶏(じどり)の一つとして全国的(ぜんこくてき)に知られています。正式(せいしき)には「名古屋種(しゅ)」と言い、明治38年に国産実用品種(こくさんじつようひんしゅ)第一号のにわとりとしてみとめられました。この「名古屋コーチン」が日本ではじめてつくられたのが小牧の池之内(いけのうち)で、海部壮平(かいふそうへい)と正秀(まさひで)の兄弟がはじめてつくった人です。
「名古屋コーチン」は、たまごを生産(せいさん)したあと、肉も食べられる実用鶏(じつようどり)として全国的(ぜんこくてき)に飼育(しいく)されました。その後、大量(たいりょう)に生産(せいさん)できる外国種(しゅ)が多く飼育(しいく)されるようになり、一時はぜつめつしかけましたが、さいきんになって、みなさんがおいしい食べものをもとめるようになり、生産数(せいさんすう)が急(きゅう)にふえ、「かしわの王様(さま)」として注目(ちゅうもく)されるようになりました。

名古屋コーチンの小牧ならではの食べかた「ひきずり」

「ひきずり」は、尾張(おわり)地方に伝わるとり肉のすきやきです。なべの上で肉をひきずって食べたことなどから、その名前がつけられたとされています。
名古屋コーチンの肉のちょうどよい歯(は)ごたえと肉のうまみが、すきやきの甘辛(あまから)い味(あじ)とあい、とてもおいしい料理(りょうり)です。

ひきずり

もも

ももの画像

小牧のももは、東部(とうぶ)の篠岡(しのおか)地区で明治(めいじ)時代(じだい)からさいばいがはじまり、今では愛知県内でも有数(ゆうすう)の産地(さんち)となっています。特に「しのおかの桃(もも)」は、実(み)が大きく、甘(あま)みも強いため、全国的(ぜんこくてき)にも知られています。しゅうかく時期(じき)は、6月から8月中じゅんごろまでです。

いちじく

いちじくの画像

愛知県はいちじくの生産量(せいさんりょう)が日本一と言われています。中でも小牧のいちじくはおいしいとひょうばんです。市内でさいばいされているいちじくの多くは「マスイドーフィング」というしゅるいで、みずみずしくしっとりした味(あじ)わいで人気があります。しゅうかく時期(じき)は8月中じゅんから10月中じゅんまでです。

ぶどう

ぶどうの画像

市東部(とうぶ)の丘(きゅう)りょう地でさいばいされているぶどうは、8月から9月末(まつ)までしゅうかくがおこなわれます。おもなしゅるいは「巨峰(きょほう)」「デラウェア」で、実(み)が大きくて甘(あま)い「巨峰(きょほう)」は人気があります。

えびいも

えびいもの画像

「えびいも」は、いもの形と黒の横(よこ)しまがエビのように見えることから、その名前がつけられたと言われています。「えびいも」はさいばいできる土のしゅるいが限(かぎ)られるため、市内では外堀(そとぼり)・小針(おばり)地区だけでさいばいされていて、しゅうかく時期(じき)は11月から12月までです。

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