デマンド交通の導入とこまき巡回バスの見直しについて

更新日:2017年08月31日

公共交通ネットワークの充実に向けて

デマンド交通の導入とこまき巡回バスの見直しを解説します。

都市交通体系構築の基本理念

市では、平成23年3月に策定した「小牧市総合交通計画」において、都市交通体系構築の基本理念として「地域の活力を育み、地域が支える持続可能な交通体系」を掲げており、今後とも利便性の向上や活力の向上を図っていきます。

デマンド交通・こまき巡回バスの地域別対応

デマンド交通やこまき巡回バスの特徴を、それぞれの地域で最大限に生かすために、市内の各地区の特性を平成21年に実施した、(注釈)「パーソントリップ調査(交通流動実態調査)」から分析しました。

この調査分析を踏まえたうえで、それぞれの地区におけるデマンド交通やこまき巡回バスの対応を、以下のとおりまとめました。

(注釈)「「パーソントリップ調査(交通流動実態調査)」とは、人がどこからどこへ、どのような目的・交通手段で、どの時間帯に動いたかについて、調査日1日のすべての動きを調べるもの。

小牧市における人の流れ(移動)の特徴
地区 地区の特性
中心部地区 市の中心市街地であり、居住地区と日常的な生活圏が同じ地区
西部・南部地区 居住地区と日常的な生活圏が異なる地区で、生活圏は小牧駅周辺にまで広がっている
北部地区 名鉄小牧線の味岡駅および田県神社前駅周辺を生活拠点とし、居住地区と日常的な生活圏が同じ地区
東部地区 桃花台を生活拠点とし、居住地区と日常的な生活圏が同じ地区

小牧市における人の流れ(移動)の特徴を示したイメージ図

中心部地区

巡回バスの充実を図ります。

理由・考え方

  • 人口集積地であり、需要を集約できることから、巡回バスなどの定時定路線による対応が効果的である一方、小型車両を使用するデマンド交通での対応は困難ある。
  • タクシーの需要が高い地区であり、デマンド交通を導入することにより、民間タクシー事業を圧迫することになる。
  • 平坦地であり、徒歩や自転車での移動がしやすい。

西部・南部地区

巡回バスの充実を図ります。

理由・考え方

  • 買い物、通院などで小牧駅周辺へのアクセスが多いため、小牧駅周辺まで移動できるデマンド交通の導入は、民間タクシー事業を圧迫する。
  • したがって、デマンド交通を導入する場合、運行区域を限定する必要があるが、小牧駅周辺まで出かけるためには、乗り換えが必要となり、現行の巡回バスよりも時間がかかることになる。
  • 平坦地であり、徒歩や自転車での移動がしやすい。

北部地区

デマンド交通の導入巡回バスの基幹化(走行距離・時間の短縮)を図ります。

理由・考え方

  • 買い物、通院などで、地区内での移動が多い。
  • 道路が狭い地区が多く、小型車両によるサービスが効果的である。
  • 高齢化率が高い。
  • 丘陵地、鉄道駅やバス停までのアクセスが不便な地区があり、きめ細かい乗り場の設置が有効である。
  • 丘陵地では、自転車の利用が不便である。

東部地区

デマンド交通の導入巡回バスの基幹化(走行距離・時間の短縮)を図ります。

理由・考え方

  • 買い物、通院などで、地区内での移動が多い。
  • 道路が狭い地区が多く、小型車両によるサービスが効果的である。
  • 集落が分散立地しているため人口密度が低く、需要を集約することが難しい。
  • 桃花台地区以外での高齢化率が高い。
  • 丘陵地、鉄道駅やバス停までのアクセスが不便な地区があり、きめ細かい乗り場の設置が有効である。
  • 丘陵地では、自転車の利用が不便である。

以上に示した地域ごとの公共交通の取組み方針に基づき、平成25年8月から北部地区と東部地区において、デマンド交通導入の実証実験を実施し、こまき巡回バス運行形態の見直し検討に取り掛かり、平成26年度中には今後の具体的な運行内容を決定します。

目標としては、交通空白地の解消という一つの大きな課題があることから、デマンド交通の導入により、道路が狭い地区および丘陵地での移動手段を確保します。

さらに、運行ダイヤについては、こまき巡回バスは1時間に1本程度の運行本数を目指し、デマンド交通は1時間に1本の運行を実施する予定です。

この記事に関するお問い合わせ先

都市建設部 都市政策課 交通政策係
小牧市役所 東庁舎2階
電話番号:0568-76-1138 ファクス番号:0568-71-1481

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