第6回自治基本条例のあり方研究会議が開催されました

更新日:2017年08月31日

自治基本条例の制定に向けた研究報告(第6回)

日時

平成24年11月1日(木曜日)午後7時00分~午後9時00分

場所

市役所本庁舎6階 601会議室

傍聴者

4名

会議の内容

1.開会/趣旨説明

ファシリテーターより、資料をもとに前回のふりかえりを行いました。

2.全体討議

条例の目的/まちづくりの基本原則

自治基本条例のもっとも基本的な条項である「条例の目的」と「まちづくりの基本原則」について、各委員が、自分の話したいほうのテーマにわかれ、他市の条文や、事務局が整理した論点をもとに議論をしました。

グループワークの様子1の写真

グループワークの様子1

2-(1)「条例の目的」発表

1グループ

  • 「あるべきまちの実現」と「自治の推進」は、ステップの段階の関係にあり、「あるべきまちの実現」が上位にあり、それに向けて「自治の推進」が絡んでくる。
  • あるべきまちとは、「子どもから高齢者までが、安全安心に豊かな生活がおくれる環境である」と定義づけた。それを実現するためには自治の推進が必要不可欠である。
  • 「あるべきまちづくり」と「自治の推進」の主体は何なのか。行政か?住民か?は、これから続けて考えていきたい。
  • 住民が、すべてに関与すれば、他の市町村の条例にも載っている通り、権利と責務が発生するが、その兼ね合いも今後の検討事項である。

2グループ

  • 読んでわかりやすいことを1番に挙げた。市民が読むにあたり、読んでわかりにくい条例はまずいのではないか。
  • これを前提として、「安心・安全・快適・便利なまち」(補足をすると「安心して最期を迎えられるまち」)の実現を目的とする。
  • 今まで勉強した中で、右肩下がり、少子高齢化といったこの先の不安、若い人たちもいずれ、期待したまちにしていきたい漠然とした感じだが方向としてはこういう感じ。
  • 持続発展可能な循環型の共生地域という意見も出た。開発という意味での発展ではなく、循環型(ある世代が高齢を迎えると、次の世代がまちに入ってくるような)の意味である。
  • 今述べたようなことは、総合計画の中にも同じようなことが書いてある。しかし、総合計画のほうはスローガン的である。条例にすることによって、市民からの提案や協働がしやすくなる。
  • まちづくりや自治に関する課題は誰が出すか、という議論もあった。まちの課題には、言いにくい、オープンにしたくない内容もある。今の自治の仕組みでは、市民から課題を出すことができないが、自治基本条例をつくることにより、市民から課題を提案することができるようになる。

全体討論

  • 地域活性化が今一歩低調になっている原因は、現役世代の参加が無いから。現役世代をひっぱりだす施策を、条例の中に盛り込んだらどうかという意見がでていた。

ファシリテーターのコメント

  • 条例の目的とは、「あるべきまちの姿」を定義し、それを実現するために権利と責務を定めるというのが一般的な内容です。「あるべきまちの姿」について、話し合いの中で出てきたキーワードをならべていくという方法もあるし、逆にもっとシンプルにまとめる方法もあります。あるいは、まったく書かずに前文などに入れ込んで、条例の項目としては、「市民の権利と責務を定める」とのみ書くところもある。それは方法の問題なので、これから分科会で議論をしてください。
  • 現役世代を引っ張り出すしくみの話がでたが、それはしくみの話なので、目的というよりは条例の本文の中に入るかどうかでしょう。
グループワークの様子2の写真

グループワークの様子2

2-(2)「まちづくりの基本原則」発表

3グループ

  • 参加の原則
    (1)目的は、参加することによって意識がかわること。
    (2)行政と市民のあいだで動く人を育てる。
  • 住民自治の原則
    (1)行政は一方通行ではなく、住民にも参加させる原則を持たせる。
    (2)区単位で動いているから区長にもっと権限を与える。
    (3)市民の自主性の尊重:参加させて意識を持たせることが一番大事。
  • 情報の共有
    (1)行政、市民ともに情報を共有することにより、お互いの理解が得られる。
    (2)情報は行政と市民で共有する。
    (3)インターネットの活用に行政は力をいれること。
    (4)行政の一方通行ではなく、市民の情報が必要になってくる。
  • 協働の原則
    (1)協働の意味を全市民に知らしめる。
    (2)協働というものがまだまだ市民に浸透していない。
    (3)コミュニティー活動の連携と細分化を推進する。
    (4)各地区に点在するいろいろな行事・まつりなどを盛り上げる。
    (5)行政からも支援が必要。
  • 補完性の原則
    (1)弱者・障害者・高齢者は市民が守る。これはたいへんお金がかかることで、行政にまかせるとすごくお金がかかる。近所の健常者が手助 けをすれば、お金はかからない。
    (2)地域資源を活かす。
    (3)行政は各区単位に人口割りで財政支援をする。
    (4)基金支援制度を確立する。
  • 全体としては協働の原則が一番大事、それにより参加の原則や住民自治の原則など、すべてがつながると思う。

4グループ

  • 住民自治の原則
    住民が、自ら参加して行政にかかわっていくことにより、住民自体の活力・やる気を起こす。住民の幸せを実感できるまちづくり。住民が活動的というか躍動感のあるまちづくり、そういうまちをつくる。
  • 情報共有の原則
    現在は広報などがあるが、自分から情報を探そうと思っても、なかなか見つからない。(行政が)何をやっているかわからない。それをいかに多くの人に伝えるか。一方通行ではなく、市民からも意見が言えるシステムをつくれないか。いまあるシステムを利用するのも良い。
  • 参加の原則
    テーマ別に委員会を立ち上げて、参加したほうがいいのではないか。区がすでにあるので、区と実際の委員会との違いはなんだろう?という意見が出た。
  • 協働の原則
    ただ参加するのと協働との違いは、企画から参加すること。自分の意見が反映されるとともに、責任も持たなくてはいけないことが重要。
  • 補完性の原則
    得意不得意があるので得意分野をおこなうといい。
  • 全体的として、「無駄の少ない公平で効率的な地域社会をつくろう」ということが、まちづくりの基本原則だと考えた。
  • ワークシートに挙げられた、5つの原則以外が必要なのかどうか、議論ができなかったので、わからない。

ファシリテーターのコメント

  • ワークシートの5つの原則は、他市でも多く取り入れられている、標準的な基本原則のセットです。
  • うち、補完性原理だけ、めずらしいですが、岩崎先生の話の中によくでてきたので、みなさんの考え方をうかがいました。
  • 発表にでてきた「無駄のない・・・」を原則としていうと、「有効性の高いまちづくりの原則」や「効率的なまちづくりの原則」という表現になるかと思います。こうしたものを入れるかどうかは分科会で議論してください。
検討内容の発表の様子の写真

検討内容の発表の様子

質疑応答

Q:「住民」と「市民」の違いは? 市民とは、小牧市民の小牧が略された表現で、住民とはもう少し狭い、町内や区の範囲で使う表現として考えていいのか。

A:一般的に「住民」は、自然人のこと、つまり住民票のある一票をもった人間を表します。対して「市民」は、有権者じゃない人も含みます。法人・ 団体も含むのが一般的です。どこまで市民と定めるのかは、議論のわかれるところです。たとえば、その市に以前住んでいた人、その市を好きだと言っている人 も、市民に含めるとしているところもあります。もうひとつ論点になるのは、在日外国人や在勤・在学の方をどうするのかということです。最近の傾向としては、「市民」の幅をわりと広くとらえることが多いです。

Q:(岐阜、一宮、伊賀の) 3市の条例を読んでいて、「住民」と「市民」の使い分けがまぎらわしい。住民自治の項目の中で「市民」と書いてある。両者がそんなに解離のある表現ならば、「市民」に統一したほうがいいだろうと思うが。

A:「読んでわかりやすいこと」を提案したグループがありましたが、そういう言葉の使い方も、分科会で議論をしていってください。

3.座長・分科会リーダーの選出 4.分科会の設定

下表のとおり、全体の座長を決定後、「市民・しくみ分科会」「議会・行政分科会」をそれぞれ結成しました。

座長

  • 原田めぐみさん
  • 松本幸樹さん

分科会名市民・しくみ分科会(13名)

リーダー

原田めぐみさん

サブリーダー

尾本昌弘さん

委員
  • 異儀田治さん
  • 苅谷敏彦さん
  • 菅間和三郎さん
  • 杉原昭男さん
  • 塚本登さん
  • 出口美紀さん
  • 長尾茂さん
  • 原秀雄さん
  • 平野志津雄さん
  • 水野雅尚さん
  • 山口武彦さん

議会・行政分科会(14名)

リーダー

松本幸樹さん

サブリーダー

松田敏弘さん

委員
  • 荒巻章宏さん
  • 伊藤彰康さん
  • 伊藤大悟さん
  • 稲垣憲明さん
  • 鵜飼順さん
  • 高橋稔さん
  • 中野康孝さん
  • 中村節子さん
  • 坂東益子さん
  • 藤崎明子さん
  • 藤吉さん
  • 本田和巳さん
市民・しくみ分科会の顔ぶれの写真

市民・しくみ分科会の顔ぶれ

議会・行政分科会の顔ぶれの写真

議会・行政分科会の顔ぶれ

5.今後の予定

第7回研究会議

日時

11月19日(月曜日)午後6時45分から9時15分まで
(注意)開始時刻が7時から変更になりました

場所

市役所本庁舎6階 601会議室

会議の傍聴について
  • 傍聴定員は10名とします。
  • 傍聴を希望される方は、会議の開催予定時刻までに会議会場へお越しください。
  • 傍聴の受付は、当日先着順で行い、定員になり次第終了します。

第8回研究会議

日時

12月18日(火曜日)午後6時45分から9時15分まで
(注意)開始時刻が7時から変更になりました

場所

市役所本庁舎4階 404会議室

会議の傍聴について
  • 傍聴定員は10名とします。
  • 傍聴を希望される方は、会議の開催予定時刻までに会議会場へお越しください。
  • 傍聴の受付は、当日先着順で行い、定員になり次第終了します。

関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先

市長公室 協働推進課 市民協働係
小牧市役所 本庁舎4階
電話番号:0568-76-1629 ファクス番号:0568-75-5714

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