「こまき地域づくりフォーラム2014」を開催しました

更新日:2017年08月31日

こまき地域づくりフォーラム2014

日時

平成26年9月21日(日曜日)午後2時~午後4時

場所

小牧市市民会館ホール

本市では、みんなで助け合い支えあう“協働によるまちづくり”を目指し、自治基本条例の制定や地域協議会の設立に向けた取組みを進めています。

今回のフォーラムでは、元NHKアナウンサーの堀尾正明氏をお招きし、豊富な経験と自らの取材に基づく講演をいただき、「地域力」について、参加者の皆さんがともに考え、意識を共有する機会とすることができました。

プログラム

1.市長あいさつ(要旨)

山下史守朗小牧市長

山下市長のあいさつの様子の写真

山下市長のあいさつの様子

このフォーラムは、市民の皆様方と共に市政をつくっていく、地域をつくっていくということを趣旨として、一昨年前から行っており、今年で3回目です。

私は、市長就任以来、「行政改革の推進」、「戦略的市政の推進」、「住民自治改革の推進」を市政運営の3つの柱として進めてまいりました。特に住民自治改革は、地域の皆さんと一緒になって、自らの地域を自分たちでつくっていくという自治の原点に立って推進していかなければならないと思っています。

行政だけでできることには限界があり、市民の皆様とともに今の人口減少、少子高齢化という時代背景を認識し、またそれに伴う税収減などの危機感を共有していかなければならないと思っています。

市では現在、まちづくりの方向性や市民、議会、行政のまちづくりの責任の果たし方など自治の基本的な考え方を定める「自治基本条例」の制定に向けた取り組みを進めています。また、小学校区を基本として、防災訓練に取り組んだり、子どもの見守り、高齢者の見守りなどができるよう地域協議会の創設に向けた取り組みを続けています。

市も様々な取り組みを進めていますが、市民の力なくしては市政、地域は成り立っていきませんので、今後とも、一層の皆様方のご理解とご支援をいただきますようにお願い申し上げます。

2.議長あいさつ(要旨)

伊藤宏行小牧市議会議長

伊藤議長のあいさつの様子の写真

このフォーラムは今回で3回目ですが、昨年や一昨年は、今の時代背景などを交え、自治基本条例の制定に向けたご講演がありました。現在私たち小牧市議会も、議会基本条例の制定に向け取り組んでいるところです。これは、行政の施策を市民の立場に立って評価や判断をし、そして私たち自身も政策提言することなどを定めるものです。 既に小牧市も65歳以上の人口が21%以上となり、超高齢化社会といわれる段階に入っており、住民の皆さんと共に、手を携えて様々なことを考えていかなければならない時代となりました。私たち議員は、28名いますので、地域の声を是非お聞かせいただき、一緒に話し合っていきたいと思っています。

今日は、皆さんと一緒に堀尾先生のお話を聞いて、改めて小牧のまちづくりを考えたいと思っています。

3.講演【あなたが主役でまちが輝く ~地域の底力のヒミツ~】

講師:堀尾正明 氏

これからの地域づくりに求められるもの
堀尾氏による講演の様子の写真

堀尾氏による講演の様子

今の時代は、ITとかインターネットの時代と言われいますが、地域づくりにあたり、これからの時代に大切なのはフェイス・トゥ・フェイスの会話力です。

地域の中で、リーダー的な人や中心となって活動する人がどのくらい魅力的な会話ができるかということが根本的な課題とも言えます。

昔の男の子は、沈黙イコール美徳として育てられました。また、男性は、男性脳と言われるように論理的な思考になっていますが、今の地域づくりに求められるのは、言語能力であり、女性脳と言われるものです。無口な人が、若い人たちを説得したり、引っ張っていこうとしてもなかなか難しく、会話力が求められています。

堀尾氏の講演に耳を傾ける会場の様子の写真

会場の様子(事例を交えたわかりやすいお話に興味深く耳を傾けていました )

人口減少というピンチをチャンスに

 日本の人口は2004年から減り続けています。今から約40年後には、人口が4000万人減るという推計がでています。4000万人というのは、九州、沖縄、中国、四国の人口に兵庫県と大阪府を足したくらいの人口です。そう考えると、ものすごい勢いで、人口減少が起きていくことがわかります。土地が広くなっていいな、と思う人もいるかもしれませんが、税収も少なくなりますし、マンパワーもありません。例えば、小牧市にパトカーが10台あったとしたら、3台くらいに減らして、あとは住民パトロールでまかなおうかとか、或いは、10台救急車があったとしたら、維持費の節約のために、3台くらいに減らして、住民の車で代用しようかという時代が確実にやってきます。そんな時代が来る前に、今のうちから不自由のないまちにするためのアイデアを出し合って、先手を打って、ピンチをチャンスに変えるような仕組みをつくっていく必要があります。

他のまちの事例を参考に

他のまちの地域活動の事例として、例えば、空き巣への対策として、みんなで犬の散歩をしながらパトロールをする「ワンワンパトロール」を行っているまちや、女性がジョギングしながらパトロールする「防犯ジョギングパトロール」をしているまち、あいさつ運動とあわせて行う「あいさつパトロール」をしているまち、また、元空き巣にその心理や行動について講義を行っていただく活動を行っているまちなど、事例が様々あります。また、オレオレ詐欺被害でお困りのまちで、お金に関する要求があったら、とにもかくにも、地域でつくられたNPO法人に確認の電話をいれるというルールをつくったまちもあります。

これからは、自分たちの発想からいろんなグループづくりをして若い人を巻きこみ、引っ張り出す仕組みをつくることが大切だと思います。

もう、行政の力を待っている時代ではなく、私たちから行動を起こして、提案してやっていく時代です。また、地域の課題については、是非、議員さんを刺激して一緒になってやっていけたらいいと思います。

まちの中にある課題を、いきいきとした形で、皆さんの住民運動につなげていただけたらと思います。

私もいずれ、小牧からこんなユニークな活動が生まれましたよ、全国各地で参考になるすばらしい活動ですよ、というニュースをお伝えできたらと思いますし、この豊かな小牧から、素敵な住民運動がたくさんでてくることを願っています。

アンケート調査結果について

今後の自治や協働に関するさまざまな施策の検討を進めていく上での資料とするため、参加いただいた皆さまにアンケート調査をお願いした結果、563名の方々に協力をいただきました。心よりお礼申し上げます。

この記事に関するお問い合わせ先

市長公室 協働推進課 コミュニティ係
小牧市役所 本庁舎4階
電話番号:0568-76-1149 ファクス番号:0568-75-5714

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