ヤングケアラーに関する実態調査結果について

更新日:2025年06月17日

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令和6年度調査の概要

調査の目的

ヤングケアラーは、子ども・若者育成支援推進法において「家族の介護その他の日常生活上の世話を過度に行っていると認められる子ども・若者」と定義され、国・地方公共団体が各種支援に努めるべき対象とされています。

そのため、ヤングケアラーについての理解促進と、その状況の把握、ヤングケアラー自身に気づきを与え、今後の支援につなげることを目的として、毎年、小牧市少年センターが実施する「少年の生活意識と行動の実態調査」にあわせて調査を実施し、ヤングケアラーに関する本市の実態を把握しています。

 

調査方法

調査対象者

小牧市内の小学校5年生、中学校2年生、高等学校1年生(小牧高校、小牧南高校、小牧工科学校、誉高校)の男女各学年600人程度を抽出

調査方法

市内の小学校、中学校、高等学校を通じて児童・生徒に配布・回収
回答は質問用紙へ直接記載

実施時期

令和6年9~10月(令和6年度調査)

回答数

小5年598人、中2年571人、高1年632人 合計1,801人(令和6年度調査)

 

令和6年度調査結果

※各回答の比率は端数処理(四捨五入)のため合計が100%にならない場合があります。

 

(1) ヤングケアラーの認知度

「ヤングケアラー」という言葉を聞いたことがありますか。

  1. 知っており、内容も知っている。
  2. 聞いたことはあるが、よく知らない。
  3. 聞いたことがない。

年度別集計

ヤングケアラーという言葉を聞いたことがあるかについて、「知っており、内容も知っている」と回答した割合は、[18→21→28%]と推移し令和4年度から10ポイントも増えています。逆に「聞いたことがない」と回答した割合は[62→54→45%]と減少しており、近年、ニュースや話題を多くのメディアが取り上げたり、学校で学習したりすることによって認知度が上がっていることがアンケート結果にも表れたと考えられます。

「ヤングケアラー」という言葉を聞いたことがありますか。
項目 令和4年度 令和5年度 令和6年度
知っており、内容も知っている 17.8% 20.9% 27.6%
聞いたことはあるが、よく知らない 18.7% 23.9% 26.8%
聞いたことがない 61.5% 54.4% 44.5%
無答 2.0% 0.9% 1.1%

学年別集計(令和6年度)

「ヤングケアラーという言葉を聞いたことがありますか」という問いに対して、「知っており、内容も知っている」と回答した割合は全体として28%(昨年21%)という結果となっています。それを学年別にみると、小5年が11%(昨年10%)、中2年が33%(昨年23%)、高1年が38%(昨年30%)となっており、学年が上がるにつれ認知度も上がっています。「聞いたことがあるが、よく知らない」と回答した割合を含めると54%(昨年45%)となっており、ヤングケアラーに対する認知度が昨年度より上がっています。ヤングケアラーについては自己認識をすることが重要であることから、認知度をあげるための周知啓発を引き続き行っていく必要があります。

「ヤングケアラー」という言葉を聞いたことがありますか。
項目 小5年 中2年 高1年 全体
知っており、内容も知っている 11.2% 33.3% 38.0% 27.6%
聞いたことはあるが、よく知らない 24.2% 27.3% 28.8% 26.8%
聞いたことがない 62.7% 38.7% 32.6% 44.5%
無答 1.8% 0.7% 0.6% 1.1%

 

(2) ヤングケアラーの割合

あなた自身、「ヤングケアラー」にあてはまると思いますか(本来大人が行う家事や家族のお世話などに時間がとられ、やりたいことができないような状態にあてはまりますか)。

  1. あてはまる
  2. あてはまらない
  3. よくわからない

年度別集計

ヤングケアラーにあてはまるかについて、「あてはまる」と回答した割合は[6→3→3%]で推移し、昨年度と大きな変化はありませんでした。「よくわからない」と回答した割合は昨年度と同じ18%、「あてはまらない」と回答した割合が初めて質問した令和4年度の72%からおよそ80%に増加しているのは、ヤングケアラーについての知識が広まった事により、自身がヤングケアラーに該当するかが判断できるようになったためだと考えられます。

あなた自身「ヤングケアラー」にあてはまると思いますか。
項目 令和4年度 令和5年度 令和6年度
あてはまる 5.5% 2.5% 3.1%
あてはまらない 72.1% 79.9% 79.2%
よくわからない 20.0% 17.5% 17.6%
無答 2.4% 0.2% 0.1%

学年別集計(令和6年度)

ヤングケアラーに「あてはまる」と答えた割合は全体で3%(昨年同様)で、学年別に見ると小5年が4%(昨年2%)、中2年が3%(昨年同様)、高1年が3%(昨年2%)となっており、どの学年もほぼ同じ割合となっています。小5年が4%と高くなっていますが、後の設問の回答と併せてみると、お手伝いとヤングケアラーの区別がはっきりしていないと思われる者も何名かいました。小学生のヤングケアラーの実態を正確につかむためには学校の先生への調査も合わせてすることが必要だと考えられます。

あなた自身「ヤングケアラー」にあてはまると思いますか。
項目 小5年 中2年 高1年 全体
あてはまる 3.8% 2.6% 2.8% 3.1%
あてはまらない 72.2% 83.5% 81.8% 79.2%
よくわからない 23.6% 13.8% 15.3% 17.6%
無答 0.3% 0.0% 0.0% 0.1%

 

(3) 行っているお世話の内容

ヤングケアラーに「あてはまる」と回答した人にお聞きします。あなたが行っているお世話の内容について教えてください。(あてはまる番号すべてに〇)

  1. 家事(食事の準備、洗濯、掃除など)
  2. きょうだいのお世話や保育園などの送り迎え
  3. 身体的な介護(入浴やトイレのお世話、体拭きなど)
  4. 外出の付き添い(買い物、散歩の補助)
  5. 通院の付き添い
  6. 感情面でのサポート(話し相手になる、悩みを聞く)
  7. 家でのみまもり
  8. 通訳
  9. 金銭管理
  10. 医療的な世話(薬の管理、たんの吸引など)
  11. その他

年度別集計

ヤングケアラーに「あてはまる」と回答した人のうち、行っているお世話の内容として一番多かったのは、昨年同様「家事」で、「兄弟のお世話や保育園の送り迎え」「通訳」「家での見守り」の順に多くなりました。昨年度3番目に多かった「外出時の付き添い」は、5番目となりました。「通訳」と回答した割合が高かったのは、外国籍の子どもが多い本市の特徴とも言えます。

あなたが行っているお世話の内容について教えてください。(複数回答)
項目 令和4年度 令和5年度 令和6年度
家事 28.6% 37.5% 51.8%
兄弟のお世話や保育園の送り迎え 19.9% 13.8% 41.1%
身体的な介護 1.3% 2.5% 1.8%
外出の付き添い 8.7% 11.3% 17.9%
通院の付き添い 1.2% 3.8% 3.6%
感情面でのサポート 4.3% 6.3% 3.6%
家での見守り 6.2% 8.8% 21.4%
通訳 9.3% 7.5% 23.2%
金銭管理 1.2% 1.3% 1.8%
医療的な世話 0.6% 0.0% 0.0%
その他 1.9% 7.5% 1.8%
無答 16.8% 0.0% 1.8%

学年別集計(令和6年度)

複数回答可で質問したお世話の内容としては、ヤングケアラーに「あてはまる」と回答した人のうち、「家事」と回答した割合が52%、「きょうだいのお世話や保育園などの送り迎え」と回答した割合が41%と高くなりました。また、学年によってお世話をしている内容に違いがあり、特に中高生は「外出の付き添い」(中2年27%:高1年22%)、「通訳」(中2年高1年共に33%)といずれも小5年の9%より高い割合となりました。「通訳」と回答した割合が高かったのは、外国籍の児童生徒の多い本市の特徴と考えられます。

あなたが行っているお世話の内容について教えてください。(複数回答)
項目 小5年 中2年 高1年 全体
家事 69.6% 33.3% 44.4% 51.8%
兄弟のお世話や保育園の送り迎え 43.5% 40.0% 38.9% 41.1%
身体的な介護 4.3% 0.0% 0.0% 1.8%
外出の付き添い 8.7% 26.7% 22.2% 17.9%
通院の付き添い 4.3% 6.7% 0.0% 3.6%
感情面でのサポート 0.0% 13.3% 0.0% 3.6%
家での見守り 17.4% 20.0% 27.8% 21.4%
通訳 8.7% 33.3% 33.3% 23.2%
金銭管理 4.3% 0.0% 0.0% 1.8%
医療的な世話 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%
その他 4.3% 0.0% 0.0% 1.8%
無答 0.0% 0.0% 5.6% 1.8%

 

(4) お世話の日数

お世話をしている日数を教えてください。

  1. 毎日
  2. 週3~5日
  3. 週1~2日
  4. 1か月に数日

年度別集計

ヤングケアラーに「あてはまる」と回答した人のうち、お世話をしている日数について、「毎日」と回答した割合は[45→65→39%]と推移し、昨年度と比べると26ポイント減少しました。その分「週3~5日」が5ポイント、「週1~2日」が8ポイントほど増加しました。「週3~5日」と「毎日」お世話している割合を合わせると61%にのぼり、学業等に影響を及ぼしている子どもが一定数いることが考えられます。

お世話をしている日数を教えてください。
項目 令和4年度 令和5年度 令和6年度
毎日 44.7% 65.4% 39.2%
週3~5日 16.2% 17.3% 21.6%
週1~2日 10.5% 9.6% 17.6%
1か月に数日 12.4% 7.7% 12.2%
無答 16.2% 0.0% 9.5%

学年別集計(令和6年度)

ヤングケアラーに「あてはまる」と回答した人のうち、お世話している日数について、「毎日」と答えた割合は小5年が54%(昨年60%)、中2年が33%(昨年65%)、高1年が29%(昨年70%)、全体として39%(昨年65%)であり、どの学年でも「毎日」と答えた割合が一番高くなりましたが、昨年度と比べると大きく減少していました。その分「週3~5日」が昨年度の17%から22%、「週1~2日」が昨年度の10%から18%へと増加しています。サンプル数が少ないため年度により大きな差が生じますが、継続して調査して傾向を把握する必要があります。いずれにしろヤングケアラーにあてはまる子どもたちは、学業等に何らかの影響を及ぼしている可能性があります。

お世話をしている日数を教えてください。
項目 小5年 中2年 高1年 全体
毎日 53.8% 33.3% 28.6% 39.2%
週3~5日 11.5% 29.6% 23.8% 21.6%
週1~2日 19.2% 18.5% 14.3% 17.6%
1か月に数日 3.8% 14.8% 19.0% 12.2%
無答 11.5% 3.7% 14.3% 9.5%

 

(5) 一日にお世話をしている時間数

一日にどれくらいお世話をしていますか。時間数を教えてください。

  1. 1時間より短い
  2. 1時間以上~3時間より短い
  3. 3時間以上

年度別集計

ヤングケアラーに「あてはまる」と回答した人のうち、一日にお世話をしている時間について、「3時間以上」と回答した割合は[17→14→28%]と推移し、昨年度の倍になっています。一方「1時間より短い」は7ポイント、「1時間から3時間より短い」は6ポイント昨年度より減少しています。「3時間以上」と「1時間以上~3時間より短い」と回答した割合を合わせると57%にのぼり、多くの時間をお世話に費やしている児童・生徒がいることがわかります。

一日にどれくらいお世話をしていますか。時間数を教えてください。
項目 令和4年度 令和5年度 令和6年度
1時間より短い 31.8% 40.4% 33.8%
1時間以上~3時間より短い 30.7% 34.6% 28.4%
3時間以上 17.0% 13.5% 28.4%
無答 20.5% 11.5% 9.5%

学年別集計(令和6年度)

ヤングケアラーに「あてはまる」と回答した人のうち、一日にお世話をしている時間が「3時間以上」回答した割合は、小5年が15%(昨年7%)、中2年が33%(昨年18%)、高1年が38%(昨年15%)であり、全体として28%(昨年14%)となっており、長時間お世話をする子どもの割合は昨年度よりどの学年も大幅に増えています。その分「1時間より短い」と回答した割合は昨年の40%から34%に、「1時間以上3時間より短い」と回答した割合は昨年度の35%から28%へ減少しています。

一日にどれくらいお世話をしていますか。時間数を教えてください。
項目 小5年 中2年 高1年 全体
1時間より短い 38.5% 33.3% 28.6% 33.8%
1時間以上~3時間より短い 34.6% 29.6% 19.0% 28.4%
3時間以上 15.4% 33.3% 38.1% 28.4%
無答 11.5% 3.7% 14.3% 9.5%

 

(6) 辛さを感じるか

お世話をすることに辛さを感じていますか。(あてはまる番号すべてに〇)

  1. 身体的に辛い
  2. 精神的に辛い
  3. 時間的余裕がない
  4. 特に辛さは感じていない

年度別集計

ヤングケアラーに「あてはまる」と回答した人のうち、お世話をすることに辛さを感じているかについて、「特に辛さは感じていない」と回答した割合が最も高く、[44→51→39%]で推移しています。昨年度に比べ減少していますが、代わりに「時間的余裕がない」と回答した割合が昨年度の17%から27%に増えているほか、「精神的に辛い」と回答した割合は昨年度の14%から21%に増えています。お世話をすることが当たり前だと感じている子どもが4割いる一方、何らかの負担を感じている子どもも多くいることがわかります。

お世話をすることに辛さを感じていますか。(複数回答)
項目 令和4年度 令和5年度 令和6年度
身体的に辛い 6.2% 18.6% 21.4%
精神的に辛い 16.8% 13.6% 21.4%
時間的余裕がない 19.5% 16.9% 26.8%
特に辛さは感じていない 44.2% 50.8% 39.3%
無答 13.3% 0.0% 7.1%

学年別集計(令和6年度)

ヤングケアラーに「あてはまる」と回答した人のうち、お世話することに辛さを感じていますかという問いに対して、「特に辛さは感じていない」と回答した割合は39%(昨年51%)でしたが、昨年度と比べると大きく減少しています。辛さを感じているという中で「時間的余裕がない」と回答した割合が27%(昨年17%)で最も多く、「身体的に辛い」が21%(昨年19%)、「精神的に辛い」が21%(昨年14%)といずれも増加しており、自分がヤングケアラーであると自認しているこどもの多くが何らかの辛さを感じていることがわかります。学年別の特徴を見てみると、中2年で「時間的余裕がない」と回答した者は一人もおらず、高1年では「精神的に辛い」と回答した割合が6%と少ない状況でした。

お世話をすることに辛さを感じていますか。(複数回答)
項目 小5年 中2年 高1年 全体
身体的に辛い 17.4% 26.7% 22.2% 21.4%
精神的に辛い 34.8% 20.0% 5.6% 21.4%
時間的余裕がない 39.1% 0.0% 33.3% 26.8%
特に辛さは感じていない 26.1% 53.3% 44.4% 39.3%
無答 4.3% 6.7% 11.1% 7.1%

 

(7) 必要としている支援

学校や周りの大人に助けてほしいことや、必要としている支援はありますか。(あてはまる番号すべてに〇)

  1. 自分のいまの状況について話を聞いてほしい
  2. 進路や就職など将来の相談にのってほしい
  3. 家族のお世話について相談にのってほしい
  4. 家族の病気や障がい、ケアのことなどについてわかりやすく説明してほしい
  5. 自由に使える時間がほしい
  6. 学校の勉強や受験勉強など学習のサポート
  7. 自分が行っているお世話を代わってくれる人やサービスがほしい
  8. 家庭への経済的な支援
  9. 特にない

年度別集計

ヤングケアラーに「あてはまる」と回答した人が、学校や周りの大人に助けてほしいことや、必要としている支援があるかについて、「自分の今の状況について話を聞いてほしい」「進学や就職など将来の相談にのってほしい」「自由に使える時間がほしい」「学校の勉強や受験勉強などのサポート」と回答した割合が昨年度同様に多くなりました。その中で「自由に使える時間がほしい」と「学校の勉強や受験勉強などのサポート」と回答した割合はいずれも4ポイントほど増加しました。昨年度に引き続き46%と最も多かったのは「特にない」でしたが、支援を必要としていないのか、それとも助けてもらえることがないと考えているのかの判断が難しい状況です。

学校や周りの大人に助けてほしいことや、必要としている支援はありますか。(複数回答)
項目 令和4年度 令和5年度 令和6年度
自分の今の状況について話を聞いてほしい 19.0% 20.8% 17.9%
進路や就職など将来の相談にのってほしい 12.4% 20.8% 16.1%
家族のお世話について相談にのってほしい 3.8% 2.1% 5.4%
家族の病気や障がい、ケアのことについてわかりやすく説明してほしい 5.7% 2.1% 3.6%
自由に使える時間がほしい 12.4% 12.5% 16.1%
学校の勉強や受験勉強などのサポート 14.3% 8.3% 12.5%
自分が行っているお世話を代わってくれる人やサービスがほしい 1.0% 2.1% 3.6%
家庭への経済的な支援 0.0% 0.0% 5.4%
特にない 25.7% 31.3% 46.4%
無答 5.7% 0.0% 3.6%

学年別集計(令和6年度)

ヤングケアラーに「あてはまる」と回答した人が、助けてほしいこと・支援をしてほしいことについては学年ごとにより異なり、小5年は「自分のいまの状況について話を聞いてほしい」「自由に使える時間がほしい」が22%と高く、中2年は「進路や就職など将来の相談にのってほしい」「学校の勉強や受験勉強など学習のサポート」が20%、高1年は「自分のいまの状況について話を聞いてほしい」が17%となっています。上記の結果からヤングケアラーの支援については、本人の多様な意向に寄り添いながら、横断的、組織的に取り組む必要があると考えられます。

学校や周りの大人に助けてほしいことや、必要としている支援はありますか。(複数回答)
項目 小5年 中2年 高1年 全体
自分の今の状況について話を聞いてほしい 21.7% 13.3% 16.7% 17.9%
進路や就職など将来の相談にのってほしい 17.4% 20.0% 11.1% 16.1%
家族のお世話について相談にのってほしい 13.0% 0.0% 0.0% 5.4%
家族の病気や障がい、ケアのことについてわかりやすく説明してほしい 8.7% 0.0% 0.0% 3.6%
自由に使える時間がほしい 21.7% 13.3% 11.1% 16.1%
学校の勉強や受験勉強などのサポート 13.0% 20.0% 5.6% 12.5%
自分が行っているお世話を代わってくれる人やサービスがほしい 4.3% 6.7% 0.0% 3.6%
家庭への経済的な支援 4.3% 6.7% 5.6% 5.4%
特にない 34.8% 53.3% 55.6% 46.4%
無答 4.3% 0.0% 5.6% 3.6%

 

調査結果のまとめと今後の対応

  • ヤングケアラーの認知度は、ここ数年上がってきてはいますが、言葉だけしか知らない場合も多いため、引き続き周知や理解促進のための啓発を行っていきます。
  • 今回の調査から、児童生徒の約3%がヤングケアラーを自認し、その半数が何らかの支援を必要としていることが推計されます。
  • ヤングケアラーの問題は、家庭内のデリケートな問題も含んでいます。本人や家族に自覚がない場合や、自覚があっても周りに相談できない場合もあり、周りが気づいていないケースもあるものと考えられます。そのため、子どもに関わる大人が気づき、子どもの気持に寄り添いながら傾聴し、関係機関と連携しながら、支援に繋げていきます。

 

この記事に関するお問い合わせ先

こども未来部 子育て世代包括支援センター こども家庭係
〒485-0041 小牧三丁目555番地 ラピオ3階
電話番号:0568-71-8611 ファクス番号:0568-71-8612

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