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伝えていこう!小牧の郷土料理・行事食

更新日:2022年07月05日

「郷土料理」は、各地域の産物を上手に活用して、風土にあった食べ物として作られ、食べられてきました。それぞれの気候や地形に適した保存法や料理法で作られた、知恵と工夫がいっぱいつまった郷土料理は、美味しさはもちろん、地域の誇りとも言えます。

また、季節ごとの行事やお祝いの日に食べる特別の料理を「行事食」といいます。行事食には家族の幸せや健康を願う意味がこめられています。

切り寿司・変わりサバ寿司

高速道路ができる前のこの地域は、「菜どころ、米どころ」と言われ、ごちそうとして寿司を手間暇かけてつくりました。家の焼印や名前が記された木箱を使ってつくられた箱寿司は、手土産とされ、その箱を返す時に自分の味の箱寿司を入れてお返ししました。それにより、その土地ならではの食文化が自然に伝承されました。この箱寿司には、季節の食材と一緒に手間をかけた人の思いやりと愛情もいっぱい詰まっています。

切り寿司・変わりサバ寿司

みょうがまんじゅう・バラ寿司

この地域では、昔6月の田植えが終わるころ、みょうがまんじゅう(別名:田植えまんじゅう)をつくりました。そして、うどんを食べて1日ゆっくり休んだそうです。このころ小麦が収穫できたためです。食べる時にはみょうがの葉をはずしますが、みょうがの葉の香りがして、とてもおいしく食べられます。バラ寿司(新ごぼうのちらし寿司)には、この時期の旬の食材が多く使われています。さっぱりとしたヘルシーな、野菜たっぷりのお寿司です。

みょうがまんじゅう・バラ寿司

桃ジャム・梅ジャム

桃は中国が原産で、魔よけの効果がある不老長寿の果物と言われています。市東部の篠岡地区では、桃がたくさん収穫されます。その証として、地名に「桃」という字が使われているほどです。旬は6~8月で、6月に収穫される桃は香りがよく、7~8月にかけて甘みが増していきます。近年、主食の洋風化によりパンを食べる家庭が増加しました。旬の果物を甘いジャムにして味わってみるのもいいですね。梅ジャムは、青魚を煮るときも、スプーン1杯鍋に入れるだけでくさみをとることができる優れものです。

桃ジャム・梅ジャム

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