お探しの情報を検索できます

検索の使い方はこちらをご覧ください

水道水における有機フッ素化合物(PFOS、PFOA)について

更新日:2023年11月29日

 有機フッ素化合物の一つであるペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)及びペルフルオロオクタン酸(PFOA)は、令和2年4月1日より、「水質管理目標設定項目」に追加されました。

 「水質管理目標設定項目」とは、将来にわたり水道水の安全性の確保に万全を期するため水質管理上留意する必要のある項目であり、遵守義務及び検査義務がある「水質基準」とは異なり、検査の実施に努めることとされています。

 暫定目標値は、PFOS及びPFOAの合計値が0.00005mg/L(50ng/L)以下であり、体重50kgの人が水を一生涯にわたって毎日2リットル飲用したとしても、この濃度以下であれば人の健康に悪影響が生じないと考えられる水準を基に設定されています。

 

 小牧市では、令和3年度から年に1回、浄水(浄水場の出口)4か所、給水栓(児童遊園等の蛇口)5か所において検査を実施し、全ての地点においてPFOS及びPFOAの暫定目標値を下回っていることを確認しております。

 

浄水(浄水場の出口) [単位:ng/L]

検査実施月 横内浄水場 東部浄水場 中部水源地 外山水源地
令和3年9~10月 19 <5 <5 8
令和4年9~10月 30 <5 <5 18
令和5年9~10月 31 7 <5 19

表中の「<5」は、検査結果が定量下限値である5ng/L未満であることを示します。

 

給水栓(児童遊園等の蛇口) [単位:ng/L]

検査実施月

上水道管理センター

エンゼル中央児童遊園

大山中継ポンプ場

沢渡児童遊園

春日寺東児童遊園

令和3年9~10月 <5 6 <5 <5 <5
令和4年9~10月 <5 6 <5 13 12
令和5年9~10月 <5 <5 8 18 14

表中の「<5」は、検査結果が定量下限値である5ng/L未満であることを示します。

 

 

 PFOS及びPFOAは、泡消火薬剤や表面処理の用途に使用されていましたが、有害性や難分解性等の性質を有することから規制が強化されています。国においては、厚生労働省及び環境省が連携し、最新の科学的知見に基づき、PFOS及びPFOAの暫定目標値の取扱いについて、専門家による検討を進めています。今後も国の動向を注視し、安全で安心な水道水を供給するため水質検査を継続していきます。

この記事に関するお問い合わせ先

上下水道部 上下水道施設課 原水浄水係
〒485-0814 小牧市古雅四丁目117番地
電話番号:0568-39-4032 ファクス番号:0568-79-1239
業務時間:午前8時30分から午後5時15分まで
閉庁日:土曜日、日曜日、祝日、年末年始

お問い合わせはこちらから