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ブランドコンセプトの設定

更新日:2017年08月31日

地域ブランドコンセプト

地域ブランドによるまちづくりには、今ある小牧市の要素をいかしながら、「めざすまち」のイメージを明確に描き、そこへ向かってまちづくりを進める必要があります。そこで、地域ブランド調査、市民・団体の皆様へのヒアリングなどでいただいたご意見を参考にしながら、小牧市がめざすまちのイメージにあたる地域ブランドコンセプトを決定しました。

(1)ブランド調査

基本指標

他市に比べて継続居住意向が低い。市民の市に対する愛着・誇りが低いことが、継続居住意向が低い一因として考えられる。

ブランド連想

市民の連想の中心は“小牧山”。他にも「子育て」や「住みやすさ」なども連想にもあがっている。

ブランド資産・価値

  • 自然資産、子育てしやすい環境、経済インフラ価値は高い傾向である一方、交通利便性の部分がスコアが低い。
  • 「自己実現価値」と「感覚情緒価値」の2点が他市と比較して低く、愛着・誇りを高めるためのボトルネックとなっている可能性が高い。
  • ボトルネック解消の方法として、(1)生活資産・経済インフラ資産を活かして、自己実現価値を高めていく。(2)自然資産を活かして、感覚情緒価値を高める。の2つの方向性がある。

(2)ブランド調査からの考察

目標

継続居住意向を高めること。またその一因になっている、小牧市民の「愛着・誇り」を高めること。

課題

  1. インフラなどの生活基盤は充実しているが、愛着・誇りを高めることを目標としたときに、「自己実現価値」の低さがボトルネックになっている。
  2. 小牧山は市民の連想の中心となっているが、精神的なシンボルや、観光資源などとして活かしきれていないなど「感覚情緒価値」につながっていない。

活用できる資産

生活資産・経済インフラ資産、連想イメージなどにより資産として活用できるものを検討

  1. 子育て環境の充実
    「こども」は「夢や目標の達成」を目指す象徴である。「こどもの夢や目標」を中心に、こどもや両親のみならず、全ての世代が関わり応援することで、小牧市に対する「愛着や誇り」の醸成に繋がるのではないかと考える。
  2. 小牧山
    連想の中心にある「小牧山」を活用することは、市民へのコミュニケーションとして効率的であり、また小牧山を軸にすることで、様々な施策との連携を図ることが可能であると考える。
  3. 織田信長
    小牧市は、まさに「織田信長公が天下統一という夢」に挑戦した始まりの地であり、「織田信長公の夢への挑戦」を「自己実現」の文脈に落とし込むことで、有効に活用できるのではないか。

(3)小牧市の目指すべきブランドコンセプト

ブランドキーワードとブランドの柱

  • ブランドキーワード 「Dream」「Innovation」「Challenge
  • ブランドの柱 「小牧山」「こども」

小牧市民のシンボルである「小牧山」を活用していくことは、小牧市民の愛着・誇りの醸成に効率的である。

こどもおよび子育て期の母親」を中心に据えながら、全ての世代がこどもを中心に関わりを持つことで、小牧市に対する愛着・誇りの向上を達成する。

小牧市ブランドコンセプト

  • ブランドの柱(1) 現状:「史跡小牧山」⇒位置づけ『近世城郭のルーツ信長の小牧山城』
    ・織田信長が天下統一への足掛かりとし、はじめての石の城をつくった歴史ある場所であり、夢・チャレンジ始まりの場所として、小牧市の精神的シンボルとして活かしていく。
    ・観光資産としての価値も同時に高めていく。
  • ブランドの柱(2) 現状:「子育てしやすいまち」⇒位置づけ『こども夢・チャレンジNo.1都市』
    ・こどもの夢を育み、夢へのチャレンジをみんなで応援するまち。
    ・こどもを中心に全ての世代がつながっている。そうした、温かいまちを目指すことが、全ての世代が暮らしやすい、支え合いのまちづくりにつながっていく。

夢・チャレンジ 始まりの地 小牧

小牧山は、織田信長公が天下統一の夢を描き、そのチャレンジの第一歩として初めて城を築いた地。

わたしたちの掲げる「夢・チャレンジ」の象徴として相応しい地です。

小牧市は、その小牧山をみつめ、 これからの未来を担うこどもたちが、 夢を描き、挑戦していける地となれるよう全力を注ぎます。こどもの夢への挑戦をまち全体で、みんなで応援する。

そのことが、世代を越えた市民のつながりを生み、 全ての市民が支え合っていけるまちづくりになると確信します。

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この記事に関するお問い合わせ先

市長公室 秘書政策課 市政戦略係
小牧市役所 本庁舎5階
電話番号:0568-76-1105 ファクス番号:0568-71-3138

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