手足の骨折
更新日:2017年08月31日
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今日は骨男君の会社はお休みです。久しぶりに家でビールを飲みながらのんびり気分を味わっていたところ、奥さんの折子さんがいいました。「あなた!そんなところでゴロゴロしているヒマがあったら、庭木の剪定でもしてください!」
ほろ酔い気分の骨男君はしぶしぶ脚立を用意し、庭木の枝打ちを始めました。その頃、折子さんといえば部屋の掃除に忙しそう。とその時です。「ウギャー」と悲鳴のような声。びっくりした折子さん、庭先に出てみると、なんと骨男君が倒れ、痛そうに右足を押さえています。どうやら脚立から落ちたようです。
その足は、膝下で大きく変形し、しばらくするとみるみるうちに腫れ上がってきました。
骨男君は、どうやら右足に骨折を起こしたようです。
骨折を起こす原因は、さまざまですが、多くは激しい痛みを伴います。もしも、骨折が疑われるような場合、どのような応急手当を行ったらよいでしょう?
骨折に対する応急手当
ケガの部位を確認する。
観察
- どこが痛いか?
- 痛がっている部位の確認
- 出血がないか見る
症状
- 激しい痛みや、腫れ上がりがあり、動かすことができない。
- 変形がみられる。
- 骨が飛び出している。

(注意)これらの症状がみられれば、骨折があるものと判断する。
応急手当の仕方
手足の骨折
骨折のある部位を固定する
上腕部

前腕部

下腿部

固定のポイント
- 出血している場合は、止血の手当てをする。
- 副木を当て、傷病者が痛くない位置に固定する。
- 副木は、骨折部位の上下の関節より長くする。
- この記事に関するお問い合わせ先
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消防本部 消防署 救急第1係
〒485-0014 小牧市安田町119番地
電話番号:0568-76-0276 ファクス番号:0568-76-0224