市民が行う心肺蘇生の手順
更新日:2024年11月06日
1 周囲の安全確認
自身の安全を確認する。
2 反応の確認
肩を叩きながら大声で呼び掛ける。
3 119番通報・AED依頼
2で反応がない(分からない)時は、周りの人に大声で「119番通報とAEDをお願いします。」と依頼する。119番通報をすると、通信指令員から行うべきことの指導を受けることができる。
4 呼吸の確認
胸とおなかの動きを見て、普段どおりの呼吸かを10秒以内で確認する。
5 胸骨圧迫
4で呼吸がない、普段どおりでない(死戦期呼吸)又は呼吸をしているか分からない場合は、直ちに胸骨圧迫を開始する。
胸の真ん中(胸骨の下半分)を約5cm(小児は胸の厚さの約1/3)沈むまでしっかり圧迫する。圧迫のテンポは100~120回/分。胸骨圧迫は絶え間なく行い、中断時間は最小にする。
6 人工呼吸
人工呼吸の訓練を受けており、技術と意思がある場合は、胸骨圧迫と人工呼吸を30:2の比で行う。
7 AED
基本的にAEDは、音声メッセージに従えば操作することができます。
詳細な手順は以下のとおりになります。
AEDが到着したら速やかに電源を入れる。電極パッドに描かれたイラストに従い、電極パッドを皮膚に直接貼る。AEDによる心電図解析が開始されたら、体に触らない。AEDの音声メッセージに従って電気ショックを行う。電気ショック後は、直ちに胸骨圧迫から心肺蘇生を再開する。音声メッセージが「ショックは不要です。」の場合は、直ちに胸骨圧迫から心肺蘇生を再開する。
8 心肺蘇生の継続
救急隊に引き継ぐまで、又は普段どおりの呼吸や目的のある仕草が認められるまで続ける。AEDを装着している場合は電源を切らず、電極パッドは貼付したままにする。
図:救急蘇生法の指針2015(市民用)引用
- この記事に関するお問い合わせ先
-
消防本部 消防署 救急第1係
〒485-0014 小牧市安田町119番地
電話番号:0568-76-0276 ファクス番号:0568-76-0224