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屋内での消火

更新日:2017年08月31日

消火のポイント

屋内で火災が発生すれば、室内は煙で充満され、さらに停電が重なることにより、非常に視界が悪くなります。 自分の身を守るため、消火にあたる時には必ず、室内に入った出入口を、見失わない程度の場所で消火することが必要です。

消火のイメージ

日常見かける消火器のほとんどが、粉末消火器です。 この消火器は、リン酸系の粉末の消火剤により燃えているものを覆って窒息消火するのが主な効果です。 そこで、布団などが燃えた場合、この粉末消火器のみの消火では、一時的に火はおさまっても、中に浸透しないため再燃する恐れがあります。 よって、必ず火がおさまった後、屋外に出したっぷりの水をかけることが必要です。

消火のイメージ

隣家が火事!施錠されているため屋内に入って消火することができません。

このようなとき、無理に建物を破壊して進入することは危険です。 下図のように、玄関の郵便口に消火器のホースを入れ消火する方法や、窓の一部を割って消火する方法などがあります。 但し、窓を割る場合は、バックドラフトを起こす恐れがあるため、割る部分を最小限にし窓に正対しない位置で消火しなければなりません。

消火のイメージ

バックドラフトとは

現在の建築物は、新建材等の使用により、各室内の密閉性が高くなっています。

このような室内で火災が発生した場合には、空気が充分に供給されないため 不完全燃焼となり、煙が非常に多く発生する燻蒸火災となります。 そこで室内に空気が入ると(窓を開ける、ガラスを割るなど)爆発的に炎を発して燃え出す状態になります。これを、バックドラフトといいます。

この記事に関するお問い合わせ先

消防本部 予防課 指導係
〒485-0014 小牧市安田町119番地
電話番号:0568-76-0207 ファクス番号:0568-76-0224

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