子宮頸がん予防ワクチンについて
更新日:2020年10月13日
子宮頸がん予防ワクチン接種の積極的勧奨の見合わせについて
平成25年6月14日付で厚生労働省から、子宮頸がん予防ワクチンの定期接種について、積極的な勧奨をとらないようにとの勧告がありました。これをうけ、本市においても積極的な勧奨を見合わせています。接種希望の方は、保健センターまでご連絡下さい。 (注意)子宮頸がん予防ワクチンの定期予防接種自体を中止するものではありません。
子宮頸がん予防接種ワクチンの有効性とリスクについては、以下のリーフレットに掲載しています。
HPVワクチン接種の対象年齢のお子様及びその保護者向けリーフレット(概要版) (PDFファイル: 3.2MB)
HPVワクチン接種の対象年齢のお子様及びその保護者向けリーフレット(詳細版) (PDFファイル: 4.3MB)
HPVワクチンを接種したお子様及びその保護者向けリーフレット (PDFファイル: 1.3MB)
HPVワクチンの接種に関係する医療従事者向けリーフレット (PDFファイル: 1.8MB)
子宮頸がん予防ワクチンについて
子宮頸がん発症の主な原因となる発がん性のヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防するワクチンです。
ヒトパピローマウイルスは誰でも感染するありふれたウイルスです。主に性交渉により感染し、女性の約8割が一度は感染するといわれています。感染しても大部分は自然に排除されますが、まれに持続的に感染することがあり、数年から数十年後を経て一部ががんの発症につながります。
このワクチンは全てのヒトパピローマウイルスに対して有効ではありませんが、特に発がん性の高いHPV16型、18型のウイルス感染を防ぎ、3回接種することで子宮頸がんを約7割減らせると考えられています。
また、このワクチンは接種前に感染しているヒトパピローマウイルスを排除したり、発症している子宮頸がんの進行を遅らせたり、治癒できるものではありません。
接種後も20歳を過ぎたら定期的に子宮頸がん検診を受診し大切な命を守りましょう。
対象者
次の1及び2を満たす方
- 小牧市に住民登録または外国人登録のある方
- 小学6年生から高校1年生の年齢に相応する女子
接種回数・接種間隔
- 2価ワクチン(サーバリックス):3回 (注意)1回目から1か月後に2回目、1回目から6か月後に3回目
又は - 4価ワクチン(ガーダシル):3回 (注意)1回目から2か月後に2回目、1回目から6か月後に3回目
(注意)同じワクチンで3回の接種が必要です。1回目の接種を開始する前に、希望するワクチンで接種可能か医療機関でご相談下さい。
接種場所
市内契約医療機関(健康保険証及び親子(母子)健康手帳を持参してください。)
(注意)長期療養している場合など市内契約医療機関での接種が困難な方は保健センターへご相談ください。
よくある質問
質問:ワクチンを接種したらがんの発症を全て防ぐことができますか。また、ワクチンを接種することでがんは治りますか。
回答
このワクチンは全ての発がん性ヒトパピローマウイルス(HPV)に対して有効ではありません。
また、発症している子宮頸がんや前がん病変(がんになる前の異常な細胞)の進行を遅らせたり、治療することもできません。予防できるウイルス以外の感染又は他の原因による子宮頸がんの発症もあることから、ワクチン接種後も定期的にがん検診を受けましょう。
質問:接種の途中で妊娠した場合はどうなるのですか。
回答
接種は継続できません。
その後の接種については医師にご相談ください。
質問:ウイルスに一度感染したら二度と感染しませんか。
回答
主に性交渉にて感染するため、感染の機会があれば繰り返し何度でも感染します。
質問:1回の接種ではだめなのですか。
回答
十分な効果を得る為には3回の接種が必要です。
質問:他のワクチンとの同時接種は可能ですか。
回答
医師が必要と認めた場合に限ります。詳しくはかかりつけの医師にご相談ください。
他のワクチンとの接種間隔
(注意)同じワクチンを続けて接種する場合は接種間隔が異なります。
関連リンク
- この記事に関するお問い合わせ先
-
健康生きがい支え合い推進部 保健センター 予防検診係
電話番号:0568-75-6471 ファクス番号:0568-75-8545