自転車の交通安全について

更新日:2017年08月31日

自転車の交通事故が多発しています

市内では、自転車が関係する交通人身事故が年間200件以上(届出件数)発生しており、その約半数が交差点付近における車両との出合頭の事故です。自転車に乗るときは、基本のルールをよく守り、交通事故防止に努めましょう。

  • 自転車は車道の左側(左側端)通行が原則です。また、路側帯(歩行者用路側帯を除く)も通行できます。
    (注意)平成25年12月から、自転車で道路右側の路側帯を通行することが禁止になりました(路側帯の自転車相互通行の禁止)。左側の路側帯を通行してください。
  • 「自転車及び歩行者専用」の標識があるなど、“自転車通行可”の歩道は通行できます。
    標識がなくても通行できるのは、13歳未満の子ども、70歳以上の高齢者、身体障がい者の方、そして車道通行が危険な場合です。
  • 歩道は歩行者優先です。歩道を通行するときは車道寄りを徐行し、歩行者の通行を妨げないようにしましょう。
  • 自転車も車と同様、「一時停止」規制のある交差点などでは必ず停止し、周囲を確認しなくてはなりません。また、見通しの悪いところでは規制がなくても停止・確認を行うようにしましょう。
  • 夕暮れ時や夜間は必ずライトを点灯しましょう。
  • 反射材を活用し、子どもはヘルメットをかぶりましょう。 

「自転車及び歩行者専用」の標識

「一時停止」の標識

自転車運転中の主な禁止行為

これらの行為は大変危険であり、違反すると罰則もあります。絶対にやめましょう。

  • 飲酒運転 ・・・5年以下の懲役または100万円以下の罰金
  • 信号無視 ・・・3月以下の懲役または2万円以下の罰金
  • 一時不停止 ・・・3月以下の懲役または2万円以下の罰金
  • 無灯火運転 ・・・5万円以下の罰金  
  • 傘さし運転 ・・・5万円以下の罰金
  • 携帯電話を使用しながらの運転 ・・・5万円以下の罰金
  • 大音量でイヤホン等を使い、周囲の音が聞こえない状態での運転 ・・・5万円以下の罰金
  • 2人乗り  ・・・2万円以下の罰金または科料
  • 横に並んで走行(併進)  ・・・2万円以下の罰金または科料
  • 歩行者通行妨害・・・2万円以下の罰金または科料
自転車の飲酒運転のイメージ
傘さし運転のイメージ
併進走行のイメージ
歩行者通行妨害のイメージ

自転車が加害者となる交通事故も起きています

自転車に乗る方は、交通事故の被害者となるだけではありません。自転車が歩行者や他の自転車に衝突し、死傷させる交通事故も発生しています。特に、危険な運転で相手を死傷させたとされるケースでは、高額の損害賠償が命じられる判決も出ています。
自分や他人を不幸にする交通事故の当事者にならないためにも、自転車に乗るときは「車両の運転者」であるという自覚と責任を持ち、交通ルールを守って安全運転を徹底しましょう。

自転車運転中の事故で相手を死傷させ、高額の損害賠償が命じられた事例

 無灯火・運転中の携帯電話使用

無灯火で自転車を走らせ、携帯電話の画面に気を取られ歩行者に衝突。歩行困難となる後遺障害を負わせた。
損害賠償約5000万円(平成17年 横浜地裁判決)

 信号無視

自転車に乗って赤信号で交差点に進入し、横断歩道を渡っていた歩行者に衝突。歩行者は5日後に死亡した。
損害賠償約4700万円(平成26年 東京地裁判決)

スピード超過

自転車で時速20~30キロメートルものスピードを出して坂道を下り、歩行者に衝突。歩行者は頭を強打し、重度の意識障害が残った。
損害賠償約9500万円(平成25年 神戸地裁判決)

(注意)子どもが自転車事故を起こしたケースでは、その親に損害賠償が命じられています。

自転車の保険に加入しましょう

交通事故の当事者になりえる危険性をしっかり自覚し、万一の事態に備えて「TSマーク付帯保険」に加入しましょう。

  • 「TSマーク付帯保険」は、自転車利用中に事故にあって怪我をしたり、歩行者や他の自転車に衝突して怪我を負わせてしまった場合に補償が受けられる保険です。
  • 日本交通管理技術協会に登録されている自転車安全整備店で点検整備(有料)を受け、それを証明するTSマークを自転車に貼ってもらうと、傷害保険・賠償責任保険・被害者見舞金(赤色TSマークのみ)の対象になります。
  • 保険の有効期間は点検日から1年間です。年に1回、定期的に点検整備を受けて保険の更新をしましょう。
補償内容(平成26年10月1日以降に貼付のTSマーク)
区分 傷害保険
入院(15日以上)
傷害保険
死亡・重度後遺障害(1~4級)
賠償責任保険
死亡・重度後遺障害(1~7級)
被害者見舞金
入院(15日以上)
青色TSマーク 一律 1万円 一律 30万円 限度額 1000万円 なし
赤色TSマーク 一律 10万円 一律 100万円 限度額 5000万円 一律 10万円

青色TSマーク

赤色TSマーク

自転車安全整備店章

自転車安全整備店章(TSマークを貼付できる自転車店についています)

(注意)そのほか、自動車保険の中には特約をつけることにより、被保険者等が自転車乗車中に転倒して怪我をしたり、自転車を運転していて他人を死傷させたりした場合に補償が受けられるものもあります。自動車保険に加入している方は、一度、保険の内容をご確認ください。

自転車運転者講習制度について

道路交通法が改正され、平成27年6月1日から「自転車運転者講習制度」が始まりました。
対象となる14の危険行為が定められ、自転車運転中にこれらの危険行為を繰り返した運転者に対して、講習の受講が義務付けられました。

政令で定められた14の危険行為

  1. 信号無視
  2. 通行禁止道路・場所の通行
  3. 歩行者用道路での徐行違反
  4. 歩道通行(自転車が通行してはならない歩道の通行)や車道の右側通行等
  5. 路側帯での歩行者の通行妨害
  6. 遮断踏切への立ち入り
  7. 左方車優先妨害・優先道路通行車妨害等
  8. 右折時の直進車・左折車への通行妨害
  9. 環状交差点安全進行義務違反等
  10. 一時不停止
  11. 歩道での歩行者妨害等
  12. 制動装置(ブレーキ)不備の自転車の運転
  13. 酒酔い運転
  14. 安全運転義務違反
    (注意:傘さし運転や携帯電話を使いながらの運転などをして交通事故を起こすと、安全運転義務違反となることがあります)

 講習について

3年以内に2回以上、自転車運転中に上記の危険行為を繰り返した運転者(14歳以上)に対し、都道府県公安委員会が講習を受けるよう命令します。
指定期間内に受講しないと、5万円以下の罰金が課せられます。

講習時間

3時間

講習手数料

5,700円(標準額)

交通安全高齢者自転車愛知県大会について

この大会は、高齢者への交通ルール・マナーの定着を図り、交通事故防止につなげるため、愛知県交通安全協会が毎年開催しています。選手は65歳以上であることが条件で、チームで自転車の安全運転技能を競います。
小牧市からは交通安全協会小牧市部チームが出場しており、平成22年の第7回大会においては団体部門・個人部門ともに優勝という実績も残しています。
みなさんも、自転車の安全な乗車を心がけましょう。

3人乗り自転車について

平成21年10月からは、3人乗り自転車であれば幼児2人を乗せることができるようになりました。
3人乗り自転車の条件は以下のとおりです。

  • 運転者は、16歳以上
  • 同乗させる幼児は6歳未満
  • 幼児は、3人乗り自転車の専用座席に乗車
この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 市民安全課 交通防犯係
小牧市役所 本庁舎2階
電話番号:0568-76-1137 ファクス番号:0568-72-2340

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