男の子の質問

更新日:2017年08月31日

1.ペニス・包茎について

ペニスの形や大きさを気にする子たちも出てきます。大きさや形は個人差があります。また、包茎についてはさまざまな見解があり、子供たちは情報に翻弄されています。包茎とは、包皮を下ろしても亀頭部が全部露出できない状態をいいます。毎日少しずつ包皮口を広げたり癒着をはがしていくと(1週間に1ミリ程度)、徐々に露出されていきます。癒着をはがす際、少し出血する場合がありますが、清潔にして包皮を戻しておけば血は止まります。包皮をむいておしっこするとしみません。お風呂でも包皮を下ろしてよく洗い清潔に保つことが必要です。包皮を下ろした後は、元に戻しておきましょう。また癒着をはがす際に、痛みが強いなど不安に思うことがあれば、無理をせず泌尿器科に相談しましょう。

2.夢精・マスターベーションについて

男の子の性が成熟すると精通現象が現れ、多くの場合は夜寝ている間に射精します。これを夢精といいます。「パンツを下洗いして、洗濯機に入れておいてね。」と明るく伝えましょう。夢精は自然なことで、驚く必要はありません。

また男女関係なく、自分で性器に刺激を与えること(マスターベーション)も自然な行為として見られます。このことで、体に害を及ぼすことはなく、不安や罪の意識を持つ必要はありません。子どもが自責の念に捉われないよう、正しい知識を伝えたり、当たり前の成長として受け止めましょう。18歳ごろまでに射精がない場合は、一度泌尿器科に相談しましょう。

またマスターベーションは、性欲を解消する方法として間違ってはいませんが、マスターベーション以外に別のことに関心を持つことで、欲求をまぎらわすこともできます。

例えば…

  1. スポーツで汗を流す
  2. 趣味に熱中する
  3. 音楽を聴く
  4. 心豊かになる本を読んだり、映画を見たりする

このようにエネルギーを外に向け、性欲を解消することも必要ですね。

3.性的衝動について

思春期になると、異性への関心が高まると共に、特に男の子は、これまで経験したことのない気持ちに自分でも戸惑ってしまうことがあります。

この頃、異性への関心は男女共に高まってきますが、男性と女性では性心理に違いがあります。男性は精通やマスターベーションを経験しているために、一般的に早い年齢から性的快感への関心が高まってくるようです。しかし、女性はあこがれの男性と一緒に話をすることで満足し、その時の雰囲気を大切にしようとする傾向があります。

ところが男性は、話をするだけでは満足せず、体に触れたい、キスをしたいという欲求が高まってくることが多いようです。このように男女の性の心理に違いがあることを知らないと、性の問題行動を起こすことにもなります。

相手の気持ちを理解し大切にできる子どもたちに成長できるよう、私たちが子どものよいところに目を向けてそれを認め口に出して伝えることで、あるがままの自分を認めることができる力(自己肯定感)を育てていきましょう。

4.胸が痛いことがある

2次性徴を迎えるちょうどこの時期は、ホルモンの分泌により男の子も胸の部分が少し大きくなり、時に軽い痛みを感じることがありますが、思春期に感じる胸の痛みは異常ではありません。小学校低学年で胸の痛みやしこりがある場合は、小児科へ受診しましょう。

参考文献

  • 「はばたく中学生(心とからだ)」編集:愛知県小中学校長会、発行:財団法人愛知県教育振興会
  • 「まちがいだらけの包茎知識」著者:飛波玄馬・岩室紳也・山本直英、発行:青弓社
  • 「思春期のこと(体の変化)」著者:桜井賢樹、発行:グラフィックインターナショナル株式会社
  • 「親も知っておきたい思春期のこと」著者:東優子、発行:グラフィックインターナショナル株式会社
  • 「おちんちん」著者:岩室紳也、発行:日本家族計画協会

学校の図書室や保健室にも参考図書が置いてありますので、参考にしてください。

関連情報リンク

他の自治体のホームページです。参考にして下さい。

インターネットの情報だけでは、納得いかないことや解決できないことがたくさんあります。小牧市ホームページ「中学生と小学生のための相談窓口」にリンクして、相談しましょう。話を聞いてもらうと、こころがきっと軽くなりますよ。

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