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きれいな水(水質階級1)の指標生物

更新日:2017年08月31日

カワゲラ類

カワゲラ類の写真

尾は2本で、胸の下面や腹の末端にふさ状のえらがあるものが多い。足のつめは2本。渓流の石の間や、流れがゆるやかで落葉などがたまっているところにすんでいる。

【まちがえやすい生物】
カゲロウ類とまちがえやすいが、足のつめが2本あることで区別される。

ヒラタカゲロウ類

ヒラタカゲロウ類の写真

足のつめは一本で、尾は長く2本。目が上についており、体全体が平たくカレイのような形。腹の両側に木の葉状の大きなえらがある。流れの速いところの石に体を密着させて生活している。

【まちがえやすい生物】
カワゲラ類とまちがえやすい。

ナガレトビケラ類

ナガレトビケラ類の写真

体は細長いイモムシ状で、足は3対。腹の色はうすい。頭と前胸が固くなっているが、他はやわらかい。肉食の種類が多く、上流の水温の低い、きれいなところにいる。流れの速いところに多い。幼虫は網や巣をつくらずに石の上や間を歩く。

ヤマトビケラ類

ヤマトビケラ類の写真

体は太くイモムシ状で、足は3対で短い。体色は茶色で、頭と前胸は固くて茶色。砂つぶでできた亀の甲のような巣をかついでいるのですぐ分かる。巣の下面には頭と尾部を出す穴がある。

アミカ類

アミカ類の写真

頭には2本の触覚があり、ロボットのような形をしている。腹に6個の吸盤があり、その吸盤で急流の岩の上にしっかりとついている。

ヨコエビ類

ヨコエビ類の写真

体は左右に平たく、背中が丸まった小さなエビのような形をしている。からだの色はオレンジ色や茶褐色のものが多い。主に上流の石の下や水中にたまった落葉の間にすんでいることが多い。

ヘビトンボ

ヘビトンボの写真

大きな強いアゴをもち、腹に糸のような横にのびる長い突起があり、その付け根にえらがある。肉食性で他の水生昆虫をえさにする。川底の石の下などにいる。

ブユ類

ブユ類の写真

体はこげ茶色で、腹の後方が太くなっている。尻に吸盤があり、流れの速い川底の石の表面や草にしっかりとついている。親になって人の血を吸うのは5種類くらいである。

サワガニ

サワガニの写真

甲羅の大きさは2~4センチメートルで、色は赤みがかったものから青みがかったものまでいろいろおり、比較的浅いところの石の下にいる。腹帯の太いのがメス、細いのがオス。本州で淡水域で一生を過ごすカニはこの種類だけである。

【まちがえやすい生物】
海に近い川では、海からモクズガニが上がってくるが、モクズガニは、ハサミに毛の束がある。

ナミウズムシ

ナミウズムシの写真

体の色は茶色、ねずみ色、黒色。体はやわらかく、切れやすい。また、体には節(体節)がない。プラナリアともよばれ、石の上をすべるようにはう。

【まちがえやすい生物】
ヒル類に似ているが、ヒル類は前後の端に吸盤があり、シャクトリムシのように動く。また、ナミウズムシに似た外来のウズムシが分布を広げている。

この記事に関するお問い合わせ先

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