ヒアリに注意しましょう

更新日:2017年09月21日

ヒアリは強い攻撃性と猛毒の針を持つ危険なアリです。

発見してもむやみに近寄らず、関係機関に連絡してください。

ヒアリとは

ヒアリ(Solenopsis invicta)は、ハチ目アリ科に属する赤茶色の小さなアリです。

もともと日本国内に生息していない外来生物で、本来は南米中部に分布するアリですが、現在ではアメリカ合衆国や中国、オーストラリアなど環太平洋諸国で広く定着が確認されています。

日本国内では、平成29年5月に兵庫県の神戸港でコンテナ(中国から貨物船で運ばれたもの)の中から発見されたのをはじめ、大阪港や東京港、名古屋港でも次々に発見されています。

攻撃的な性格で在来のアリを駆逐してしまうほか、毒性が強く、人が毒針で刺されると痛みや痒み、激しいアレルギー反応(アナフィラキシーショック)などを起こして死に至る場合もあるため、外来生物法により特定外来生物に指定されており、生きたままの飼養・保管・運搬・譲渡などが原則的に禁止されています。

ヒアリの特徴

ヒアリの写真

ヒアリ(環境省提供画像)

形態的特徴

  • 体色は全身が赤茶色で、腹部の先端にかけて黒っぽい赤色を呈す。
  • 主に巣から出て活動する働きアリは、体長2.5~6mm程度と大きさにバラツキがある。

そのほか、触覚の先端がこん棒状、腹部と胸部の間(腹柄)にコブが2つ、個体によっては腹部先端に毒針が露出しているなどの特徴がありますが、素人目にはなかなか見分けがつかないため、正確な同定には専門機関の鑑定が必要となります。

生態的特徴

  • 亜熱帯~暖温帯に生息し、草地など比較的開けた環境を好む。
  • 地面に土で直径25~60cm、高さ15~50cm程の「アリ塚」を形成し、内部に巣部屋を作って生活する。
  • 雑食性で、節足動物や小型脊椎動物、樹液、花蜜などを餌とする。
  • 攻撃性が強く、他の昆虫や小型哺乳類なども襲撃し、大あごや毒針で攻撃する。
  • 毒針の分泌する毒液には、アルカロイド系の猛毒のほかハチ類と共通のタンパク質系毒素を含む。

ヒアリの危険性

人間への被害

ヒアリは、巣を刺激されるなどして危険を感じると、集団で敵に襲い掛かり、大あごで咬みついて毒針で何度も刺すことで敵に毒液を注入します。

その毒液が人体内に入ると、痛みや痒み、発熱、水疱状の腫れやじんましんなどの症状が引き起こされるほか、刺されて数分~数十分で強いアレルギー反応(アナフィラキシーショック)による激しい動悸や呼吸困難、めまいなどを起こすことがあります。症状が進行すると意識を失い、死に至るおそれもあります。

刺激を与えて刺されるのを避けるため、ヒアリが生息している可能性がある緑地帯や芝生の土には安易に触れないようにしてください。

生態系への被害

ヒアリは新しい地域に侵入すると、その攻撃性と繁殖力で地域在来のアリを駆逐してしまいます。その結果、在来アリと生態的につながりのある生物までもが間接的に悪影響を受け、生態系が変わってしまうおそれがあります。

また、捕食や刺傷によって他の生物に直接的な影響を与えることも考えられます。

ヒアリを発見したら

ヒアリそのものは市販のアリ用殺虫剤で駆除することができますが、ヒアリと特徴が似ているアリを発見した場合には、絶対に素手では触らず、足で踏んだり巣を壊したりして刺激を与えないようにしてください。

そのうえで速やかに下記問い合わせ先に連絡し、発見日時発見場所発見時の状況などを伝えてください。その際、可能な限り写真等の記録を残して提供してください。

問い合わせ先

問い合わせ先

小牧市環境対策課
電話番号 0568-72-2101(内線145)
ファクス 0568-72-2340
Eメール kankyou@city.komaki.lg.jp
愛知県自然環境課
電話番号 052-954-6230(直通)
ファクス 052-963-3526
Eメール shizen@pref.aichi.lg.jp

ヒアリに刺されたら

刺された直後20~30分程度は安静にして、体調に変化がないか注意しましょう。症状が急変した場合は、救急車を要請するなどしてすぐに近くの医療機関で受診してください。その際、「アリに刺されたこと」「アナフィラキシーショックの可能性があること」を医師に伝え、すぐに治療を受けてください。処置が遅れると死亡する場合もあります。

添付ファイル

ヒアリに関する簡単な説明資料です。

関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 環境対策課 環境保全係
小牧市役所 本庁舎2階
電話番号:0568-76-1136 ファクス番号:0568-72-2340

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