平成27年行政報告(第2回定例会)

更新日:2017年08月31日

 平成27年6月2日、小牧市議会第2回定例会において、5月末に出納閉鎖した平成26 年度の一般会計、特別会計、企業会計の決算見込み及び事務事業について報告申しました。

 平成27年小牧市議会第2回定例会にあたり、5月末に出納閉鎖いたしました平成26年度の一般会計を始め、特別会計、企業会計の決算見込み及び事務事業の成果についてご報告を申し上げます。

 まず、一般会計の決算見込みについてであります。何分にも出納閉鎖を行ったばかりでありますので、まだ正確な数字をお示しすることはできませんが、繰越明許費として措置いたしました諸事業の繰越財源を差し引いた実質収支ベースにおきまして、黒字決算を見込むことができました。

 この要因でありますが、歳入につきましては景気の回復を受けて、市税収入が予算現額を上回ったこと、歳出につきましては、建設事業費などの入札執行残が生じたことのほか、経費の節減合理化、事務事業の見直しや事務改善に努めたことなどによるものであります。

 昨年は、本市のまちづくりの羅針盤であります第6次小牧市総合計画新基本計画のスタートの年として、3つの都市ヴィジョンをまちづくりの機軸として掲げ、戦略的な市政運営を進めるとともに、小牧市の目指すまちのイメージであるブランドコンセプト「夢・チャレンジ始まりの地 小牧」を実現していくため、地域ブランド戦略アクションプランを策定しました。

 また、私自身小牧市長に就任して1期目の最終年度ということでありましたので、市民の皆様にお約束してきたことにつきまして精力的に取組みを進め、地域の課題に対し積極的な施策展開を行い、市民の皆様とともに希望と活力あふれるまちづくりを目指してきたところであります。

 そして、今年は小牧市が市制施行60周年を迎える記念すべき年ということで、公募市民198名の合唱団と中部フィルハーモニー交響楽団の演奏による第九演奏会や記念式典などの準備を昨年より行ってまいりました。先月開催いたしました記念式典では、市民の方々をはじめ多くの関係者の皆様とともにお祝いできましたことを改めて御礼申し上げます。こども夢・チャレンジナンバー1都市宣言や、新しいマスコットキャラクターであります「こまき山」のお披露目などを行いましたが、今後も様々なイベントを実施してまいりますので、引き続きご期待いただきたいと思います。

 それでは、平成26年度の主な事務事業の成果について申し上げます。

 始めに市政戦略編に掲げております事業についてであります。

 『こども夢・チャレンジナンバー1都市』の実現に向けては、様々な競技種目のトップアスリートからなる夢先生を小学校に派遣して、こどもたちに夢を持つことの大切さなどを伝える「夢の教室」を市内全小学校にて実施しました。

 また、本市を拠点としているACミランサッカースクールのほか、全国の在日海外クラブチーム等のジュニアサッカースクールを招聘

()し、パークアリーナ小牧のサッカーグラウンドで昨年5月5日のこどもの日に、これらチームによる日本初の交流大会となる「こども夢・チャレンジカップU-12()(小牧市長杯)」を開催しました。

 次に、『元気創造都市』の実現に向けては、市民生活の支援と地域経済の活性化を図るため、小牧商工会議所が実施した「こまきプレミアム商品券」発行事業への助成につきまして、より多くの市民の皆様にご利用いただけるよう事業内容の改善を加えながら引き続き行ってまいりました。

 市内への新たな企業誘致、企業支援制度の充実、創業・育成サポートなどを柱とする「小牧市企業新展開支援プログラム」を昨年5月に策定し、本プログラムに基づき、新産業の創出に向けた新たな補助制度等を創設しました。

 そして、『支え合い共生都市』の実現に向けては、在宅医療・介護提供体制を充実するため、在宅医療に関する研修会や講演会を開催したほか、これまでの自分の歴史や思いを記録することで、自分らしさを再発見し、家族など支えてくれる人たちに「あなたらしさ」を理解してもらうツールとして、小牧市版エンディングノートである「わた史ノート」を作成、配布しました。

 地域協議会につきましては、地域づくりを補完する新たなコミュニティ組織として、設立に向けた機運の醸成を図り、今年4月に篠岡小学校区で陶小学校区に続く市内2番目の地域協議会が創設されたところであります。

以上の市政戦略編に掲げる諸事業につきましては、引き続き優先的に経営資源を投入して実施してまいります。

続きまして、分野別計画編における7つの分野ごとに、昨年度の主な事務事業の成果について申し上げます。

まずは、安全・環境についてであります。

 消防では、近隣の6つの消防本部が消防通信指令に関する事務を共同運用する消防指令センターを建設するとともに、高機能消防指令設備とデジタル消防救急無線設備の整備を今年度までの2か年で進めているところであり、来年度からの供用開始を予定しております。

 環境では、昨年7月にリサイクルプラザの敷地内に第2資源回収ステーションを開設し、市民の利便性の向上を図りました。

 し尿処理につきましては、東田中地内のクリーンセンターで、し尿とし尿浄化槽汚泥を一括処理できる効率的な施設とする改修工事が完了し、今年4月より本格稼動いたしました。

 次に、保健・福祉についてであります。

 成人健診につきましては、国民健康保険などの医療保険者が実施する特定健診と各種がん検診を組み合わせた小牧市独自の人間ドック制度を創設いたしました。

障がい者福祉につきましては、精神障害者保健福祉手帳1級・2級をお持ちの方に対する全ての医療費の自己負担を昨年10月診療分から全額助成し、負担の軽減を行いました。

 続きまして、教育・子育てについてであります。

 学校教育につきましては、老朽化した味岡中学校の改築工事が完了し、新校舎の供用を開始いたしました。これで、全ての小中学校の耐震化工事が計画通り完了しております。

 また、平成28年度までに全ての小中学校の普通教室と一部の特別教室にエアコンを設置するため、中学校に係る設計を進めてまいりました。

 保育園につきましては、待機児童の解消に向け、北外山地内に建設を進めておりましたみなみ保育園が竣工し、今年4月に開園いたしました。

 次に、文化・スポーツについてであります。

 本市のシンボルであります史跡小牧山につきましては、その価値や魅力をより多くの方々に伝えるため、(仮称)史跡センターの整備に向けた基本構想の策定を行いました。

 新図書館の建設につきましては、民間活力を導入した新たな図書館を小牧駅西駐車場及びにぎわい広場に建設する方針を決定し、基本設計に着手いたしました。

 続きまして、産業・交流についてであります。

 新たに「地域活性化営業部」を設置し、本市の魅力の向上や発信、市内外の交流促進、産業振興を強力に推進いたしました。

 地域ブランドの推進を図る全国19の市町が集まり、地域の魅力や情報の発信を行うイベント「全国地域ブランドサミット」を、「こまき信長お月見まつり」と同時開催し、本市の魅力をより効果的に発信いたしました。また、「こまき信長お月見まつり」では、従来から実施しております「お月見まつり」、「薪能」などに、商工会議所主催の「楽市楽座」を加え、イベントの魅力を高めて実施いたしました。

 次に、都市基盤についてであります。

道路整備につきましては、主要幹線道路の計画的な整備や、生活道路の積極的な整備を進めてまいりました。また、地域を一体的に整備できる区画整理事業や、拠点を整備する田県神社前駅の駅前整備につきましても、引き続き事業の進捗を図ってまいりました。

 公共交通につきましては、こまき巡回バスの再編を進め、今年4月から南部、中部、西部及び北里地区で新しい路線とダイヤにより利便性の向上を図りました。また、昨年8月には名鉄小牧線の間内駅から名鉄犬山線の岩倉駅までを結ぶ民間バス路線が開設され、その運行経費に対して助成いたしました。

 雨水対策といたしましては、早苗公園に雨水貯留施設を整備し、水害に強いまちづくりを進めてまいりました。

 続きまして、自治体経営についてであります。

 行政サービスにつきましては、公共施設の利便性向上を図るため、小牧・北里児童館や市民四季の森、図書館の開館日を拡大しました。

 市民自治の基本的な事項を定める自治基本条例につきましては、起草会議で様々な議論を交わしながら、内容を取りまとめ、第1回定例会において条例案のご議決をいただき、4月1日から施行いたしました。

 人口減少、少子高齢化の進展などによる、将来的な公共施設の需給バランス等に対応するため、昨年10月に公共施設の現状と課題を調査、分析した「公共施設白書」を取りまとめるとともに、施設の老朽化の度合を調査するための劣化診断を実施しました。今後は、公共施設のあり方の基本的な考え方を示す「公共ファシリティマネジメント基本方針」の策定等を進めてまいります。

 最後に、自主財源の確保と、市内産業の活性化、市の魅力発信を目的に一昨年の秋から取組んでおります「こまき応援寄附金」につきましては、全国各地から3,000名を超える多くの方からご寄附をいただきました。今後は、さらに魅力ある制度となるようお礼の品を増加するなど工夫してまいります。

 続きまして、特別会計の決算見込みであります。

 一般会計同様、正確な数字をお示しすることはできませんが、全ての特別会計につきまして、所期の目的を概ね達成することができ、それぞれ黒字決算を見込むことができました。

 続きまして、病院・水道両企業会計について申し上げます。

 まず、病院事業会計であります。

 市民病院におきましては、尾張北部医療圏の中核病院として、更なる医療の質の向上と経営の健全化に努めてきましたが、平成26年度から公営企業会計基準の改正に伴い、退職給付引当金など各種引当金不足額を特別損失に一括計上したことなどにより14億1,000万円程の赤字決算を見込むこととなりましたが、これはやむを得ない一時的なものであります。特別損益を除いた経常利益としましては、6億9,000万円程の黒字を見込むことができました。今後、更に職員が一丸となって一層の努力を重ねてまいります。

 次に、水道事業会計であります。

 水道施設の適切な維持管理と耐震化を計画的に推進するとともに、引き続き漏水調査を実施するなど、安定した水の供給と経営の健全化に努めてまいりました。平成26年度から公営企業会計基準の改正に伴い、臨時的な費用計上があったものの、長期前受金戻入が歳入科目として新設されたことなどにより、2億1,000万円程の黒字決算を見込むことができました。しかし、現金を伴わない収支を除くと8,000万円程の赤字決算であり、特に収入の柱である給水収益の減少が続いております。厳しい経営状況となっておりますが、今後も、計画的な整備・更新による運営基盤の強化を図るとともに、業務の効率化も進め、安全な水道水の安定的な供給に努めてまいります。

 以上、申し述べました結果をもちまして、平成26年度の出納を閉じたわけであります。

 計画いたしました各種事業が適切に執行できましたことは、議員各位を始め、市民の皆様のご理解とご支援の賜物であると心から感謝申し上げる次第であります。

 今後につきましても、新基本計画の推進を図っていく中で、こどもが夢を育み、高齢者が安心して暮らせる、持続可能な活力あふれる夢ある「小牧」の実現に向けて全力を傾注してまいります。

 議員各位におかれましても、今後とも一層のご理解とご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。

 後日の議会におきまして、決算の認定をお願いいたしますが、本日はその概要を報告させていただきました。よろしくお願いいたします。

この記事に関するお問い合わせ先

市長公室 秘書政策課
小牧市役所 本庁舎5階
電話番号:0568-76-1100 ファクス番号:0568-71-3138

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