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寝てくれない!(乳児期)

更新日:2017年08月31日

「夜がくるのがつらい!」「お願いだから寝んねして。」そんな心境ですよね。毎日がんばっていますね。
赤ちゃんの眠りは「脳が起きていて、体が寝ている」状態が多くなります。なぜなら、寝ている間も、外の世界に慣れるために、一生懸命だからです。
私たちのからだが普段なにげなく調整している、心臓の鼓動や、血圧、体温、これらを環境に合わせて、繰り返し、繰り返し調整しているといわれています。
ですから、赤ちゃんはぐっすり眠ることはありません。それでも赤ちゃんは自分に必要な睡眠はしっかりとっていますよ。
この世界に慣れようと、ぐずりながら赤ちゃんはがんばっています。そんな赤ちゃんのペースに大人が合わせて、赤ちゃんを応援してあげてくださいね。赤ちゃんペースの生活になるので、家族みんなで協力しあって、付き合ってください。
でも、数年もこの状況が続いたら困ってしまいますよね。

ご安心ください。そんな赤ちゃんも、朝、太陽の光を浴びて目を覚まし、夜の暗さで眠りにつくという生活を繰り返すことで、寝たり起きたりのリズムが整ってきます。
生後3か月から4か月で時間調整が上手にできるようになるといわれています。その頃には、朝起きて、夜にはぐっすり眠ってくれるようになります。
しかし、私たちの周りを見わたすと、24時間営業のお店や深夜のテレビ番組、明るい電灯に遮光カーテンと時間の感覚を狂わせるものばかりです。周りの大人が意識的に環境を整えないと、「朝」「昼」「夜」を感じることが難しくなっています。

赤ちゃんをご家庭に迎えたら、「朝は、カーテンを開けて身体で光を感じて」「昼間はいっぱい家族で遊び」「夜は、早めに入浴を済ませて、静かなお部屋で夜を感じて」「夜眠るときは、お部屋を暗くして、落ち着いた雰囲気にして」という生活をおすすめします。この方法で、生活のリズムを整えてあげましょう。

「5か月をすぎても、夜ぐっすり寝てくれない」など、上手くいかない時は保健センターにご相談ください。

この記事に関するお問い合わせ先

健康生きがい支え合い推進部 保健センター 母子保健係
電話番号:0568-75-6471 ファクス番号:0568-75-8545

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