ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)の防除について

更新日:2017年08月31日

ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)の生態

ジャンボタニシは、学名をスクミリンゴガイと言い、食用目的に日本に入ってきてましたが、その後放棄されたり養殖場から逃げ出したりして野生化しました。

このジャンボタニシは、日が暮れると、水中から上がってきて、草や用水路の壁に赤い卵を約2カ月から3カ月で数千個産みます。そのために皆から気味悪がられます。

この赤い卵を産むのがジャンボタニシなので日本産のタニシと容易に区別できます。

卵は、約2週間でふ化し、約2か月で殻高は約1センチから3センチ以上のジャンボタニシになります。

ジャンボタニシは、何でもよく食べるため、やわらかい草や水稲の苗(田植え後3週間程度まで)、れんこん(幼葉)などの他に、魚なども食べます。

寒さには弱く、大きなジャンボタニシは、土にもぐるのが下手なため、冬期はほとんど死んでしまいます。小さなジャンボタニシは越冬し、春にまた活動することもあります。

ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)の防除対策

除去する時は、素手では触れずゴム手袋等を使用し適正に処理してください。
放置すると腐臭やカラスが群がるなどの原因になりますので注意しましょう。

活動期

ジャンボタニシは、4月から9月頃まで活動し、田植後3週間程度の苗が特に被害を受けやすく、苗が大きくなると被害が少なくなります。

防除対策

竹の子・青竹を水田に入れておくと、ジャンボタニシが集まってエサとし、苗を食べないようになる。

  1. 竹の子(食用が難しくなったもの)を1平方メートルに1本置く。
  2. 青竹(枝の発生がない青竹)は皮はむかなくても竹の中に入り込む。1平方メートルに1本置く。
    (日本農業新聞平成22年7月16日の掲載記事「ジャンボタニシタケノコで防除」より)

浅水管理(水深2センチ以下ではジャンボタニシが活動できない)。

田面の深水部分はジャンボタニシが活動しやすく苗の被害が集中するので、凸凹を無くなるよう平らにする。

水路からの進入を防止する。

  1. 水口・水尻にメッシュ金網(網目5ミリメートル~20ミリメートル)を張り、附着したジャンボタニシを除去する。
  2. 水口に網袋(6ミリから9ミリの目合い)を取り付け、ジャンボタニシが入ったら除去する。

けい畔を高くし、ジャンボタニシの進入を防ぐ。

卵(赤色)は、水中では呼吸できないので水中に落とす。

冬期は、石灰窒素(10アールあたり20キログラム)を散布し、田を耕起する(冬眠中のジャンボタニシが土から出て凍死する)。

ジャンボタニシの写真

小牧市内で発生したジャンボタニシ

ジャンボタニシの卵の写真

小牧市内で見つかったジャンボタニシの卵のかたまり

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